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RAINBOW 二舎六房の七人 CRIME5「Someday…」(ネタバレあり)


いよいよ出所間近となったあんちゃんを中心に、石原が謹慎ということもあって実に楽しそうな7人の様子が前半、ザ・青春といった感じで描かれていた。

ああ、またこの後辛いことがあるのかと、彼らが幸せそうであればあるほど思ってしまったわけだが、案の定また酷い目に遭うことに。

復帰した石原と変態医師によって、あんちゃんが石原の子分的な奴らのいる一舎八房に移され、ぼっこぼこにされる。

あと1ヶ月ということと、マリオ達の期待を裏切らないためにも大人しくしていたあんちゃんだったが、お節介にもマリオがそのことに気づいて自分を代わりに痛めつけろと、マザーテレサもビックリの自己犠牲精神で八房の連中に訴える。

そういうやつらだから徹底的に救いの無いキャラクターとなっており、マリオの右手を石で潰すという思わず目を伏せてしまいそうな行為に及んだわけで、そうなると当然あんちゃんも黙っていない。

恐らく半殺しか全殺しにするんだろうなあ、といった感じで今週は終了となった。


文字に起こしてみて改めて感じたが、このアニメは物語の運び方が非常に秀逸だと思う。

前半の幸せそうなところから一気に絶望のふちへと落とす描写は、ベタっちゃーベタだがとてもわかりやすいし感情移入もしやすい。

あんちゃんが黙って耐えるシーンに時間を割いたおかげで、殴り返してくれたときの爽快感もひとしおだったし。

来週はまた溜めの回というか、平成版おしんのような感じで見ていて辛くなるのだろうが、その後にきっとまたあの臭過ぎる幸せシーンが待っているはずだという気持ちで、心して臨みたいと思う。

・・・・・・。

今週こんなに暗いんだったら先にけいおん!!見るんじゃなかった。