ロンドンハーツ『有吉被害者の会』
思わずブログに感想を書きたくなるぐらい面白かったので、見ていて思ったことをいくつか書いていこうと思う。
が、その前に注意書きをば。
※まず、私は有吉先生が大好きなので、若干有吉寄りの意見になってしまう可能性があります。
また、ただの素人でありながら、したり顔でお笑いを語っちゃっているため、そういうのが不快だと感じる方はそっと閉じるボタンをクリックしていただければ幸いです。
では、さっそく番組の流れに沿って何やかんや書いていく。
まず、最初に訴えに出たのは、有吉と相性バツグンの熊田曜子と磯山さやか。
だったのだが、磯山さやかの方は確かに過去に暴言を吐かれていたものの、メンバーの中では一番軽傷だったため、イマイチ乗り切れていなかったような気がした。
そして肝心の熊田曜子だが、実際は仕事が増えていたとしても、頑なに「有吉酷い!有吉最低!」というスタンスを貫いたのは正解だったと思う。
何があってもこうして噛み付き続ける限り、彼女の仕事が全く無くなるということはないのではないだろうか。本人は不本意かもしれないが。
次に、他の番組でも悪口をよく言われている小森純と、JOY、ユージだが、まず最初の小森純のくだりはとても面白かったし有吉は流石だなーと思った。
噛み付いてきた彼女を有吉が別の切り口でいなし、それに彼女が乗っかるという選択は、台本がないのであれば空気を読んだ良い返し方だったのではないだろうか。
しかし、残りのJOYとユージは正直そこまで上手く絡めておらず、JOYは熱のくだりでちょっとは結果を残したものの、ユージに至っては完全に空気だった。
やはり彼らは有吉が以前言った通り同じポジション、同じキャラクターであり、2人で一緒に出ると気の毒な感じになることを今回期せずして証明してしまったようである。
最後に、平成ノブシコブシの吉村、ピースの綾部、フルーツポンチの村上の若手芸人3人組だが、ここが個人的には一番見ていてスッキリした。
まず、綾部は何だか終始ずっと喋っていたので、いつ訴えたか覚えていないし、どういう訴えだったかも印象にないが、全然面白くなかったことだけは確かだと思う。
以前有吉に「まず番組のことを1番に考えるべき」と言われたにもかかわらず、今回もまた終始前に出て喋り続けていた辺りに、彼の成長性の無さが伺えて残念だった。余にも喋りすぎるせいで、淳が他の2人に途中でわざわざフリを出していたし。
次に、村上だが、彼がこの3人の中では頭一つ抜き出ていたという印象を受けた。
有吉の暴言に適度に噛み付きつつも、耳を傾けて最終的には丸め込まれるという流れはとても面白かったし、1人だけ少し落ち着きがあったような気がする。
最後に吉村だが、彼が1番酷かったのではないだろうか。
綾部もそうだが、吉村は特に無駄に大きな声でオーバーリアクションを取るため、終始空回りをしているというか、スベっていたと思う。
また、有吉が全然相手にしてくれないという流れを以前から作っていたにもかかわらず、毎回同じようなリアクションしか取れず正直見ていて痛々しかった。
そして個人的に最悪だったのが、熊田と有吉のキャバクラのくだり。
熊田が自分の番ではないのにまた噛み付いたせいで、変な空気になりかけたところを淳が上手くその流れにもっていき、2回そのくだりをやったあと、吉村の訴えの最中にまたその流れになりかけた時のこと。
普通であればそのやり取りが終わったあとで、噛み付くなり悔しがるなりすれば良いものの、あろうことかその流れを妨害しようとしたのだ。
結果を残したいと思う気持ちもわからなくはないが、もう少し落ち着いて周りを見た方が良いのではないだろうか。
というわけで、かなり鬱陶しく、かつ痛々しい感じにお笑いを語っちゃったわけだが、最後にまとめると今回の『有吉被害者の会』で結果を残したのは、熊田、小森、村上の3人だけだったと思う。
他の磯山、JOY、ユージはいっても芸人ではないため仕方がないと思うが、綾部、吉村は村上との間にできている差に気付いて欲しい。
彼らが「よっしゃ!今回も爪痕残したぜ!」と思っているのであれば、それは有吉と淳が上手く処理していたからなのであって、勘違いせずに改善していってもらいたいものである。