Lawless Area

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RAINBOW 二舎六房の七人 CRIME10「Vengeance」(ネタバレあり)


前回、ボクシングでボコボコにされたマリオ達を一切責めることなく、むしろリベンジに手を貸そうとするアンチャンは非常に良い漢である。

が、ボクシングで名を上げればそれだけ捕まる確立が高くなると思うんだが。

それを承知の上で言っているんだとしたら、私男だけど抱かれてもいい。


そんな3人に不良の神様は微笑むのかというナレーション、いいたいことはわからなくもないが不良の神様って何だよ(笑)

スッポンは闇市にて外国産の煙草をさばき、アンチャンとマリオは練習に励む。

ヘイタイは自衛隊に所属が決まって出所できることになるも、アンチャンたちの居場所を教えようとするジョーの申し出を断り発見フラグをばっきばきに折る。

順調であればあるほど、あとのしっぺ返しが怖いと思ってしまうのは私だけだろうか。


なんて思っていたら、案の定顔芸の神様コンビである佐々木、石原に居場所が割れてしまう。

きっかけは心優しい節子の提案で、みんなで写真を撮ろうということになり、同僚にカメラを借りたからなのだが、佐々木、余りにも察しがよすぎる。

あれか、ゲイかつショタという特殊な性癖ゆえ感性も人とは異なり秀でているのか。

そんなこんなで残念ながら隠れ家もばれてしまったのだが、そんなこととはつゆ知らず、幸せそうに集合写真を撮る4人。

その影で鳥肌が立つほど気持ちの悪い笑みを浮かべる石原、すぐに手を出さないのが更に気持ち悪い。

そんな石原はなんと薬中であり、それを目の当たりにした佐々木は注意するでもなくただほくそ笑むだけ、こいつら完全に狂ってる。


こういう嫌な雰囲気をかもし出した後に、今度は幸せそうな描写をする辺りコントラストがはっきりとして良いのだが、その分どこか物悲しい。

スッポンが空気を読みアンチャンと節子を2人きりにしてあげ、おかげで2人は良い雰囲気、というかこれは・・・

翌日からあからさまに態度に出ており、もはや夫婦のようなやり取りが展開されるも、前述した通りこういう幸せな雰囲気というか順調な描写は確実に嫌なことの前兆なわけで。

もはやアンチャンに対するストーカーと化した石原が遂に行動に移る。


まずはスッポンからその餌食になり、煙草を売りに出ているところを警察に捕まってしまう。

何故顔が割れているのかと疑問に思っていたが、それは石原がタレこんだせい。

まあ、それ以前に彼らには「脱獄者」という自覚が足りてなかったようにも思える。

あれだけ堂々と街を歩いていたらそりゃいつかは捕まるだろうに。

方やヘイタイは出所、これまた見事なコントラストだがもしかして何かの伏線だったりするのだろうか。


こうしてスッポンが捕まってしまい、ますます万事休すといった感じなのだが、最悪なことに佐々木は石原に銃を渡し、彼を使ってアンチャンを殺させる気らしい。

そのシナリオがまた酷くて、アンチャンやマリオたちと石原が組んで銃を横流ししており、ここからは予想だが恐らくその過程で仲間割れか何かを起こしてアンチャン達を射殺。

石原はヒロポン中毒者だから例え捕まった後に自分のことで何か言ったとしても、誰一人信じない=佐々木の一人勝ちといったところだろう。

来週でようやく石原の呪縛からは解放されるようだが、果たしてアンチャンは無事なのだろうか。

普通なら死なないのだが、このアニメ、余りにも暗いせいでメインキャラクターが生きるか死ぬか予想できない。

しかも今回「節子を幸せにしてやりたい」なんていう死亡フラグにも似た発言をしているし。

び、微妙だ・・・