自作PCができるまで〜自作初心者へ愛を込めて〜 その2
昨日の記事で私の作業工程が伝わったかどうかは甚だ疑問だが、とりあえず各パーツを決定し集める段階までは説明できたことにする。
で、ようやっとバラバラだったパーツを組み上げ、一つの本体にしていくという、金八先生がクラスをまとめ上げるような作業に取り掛かるわけだが、正直何から始めれば良いのかサッパリわからない。
そこで、前述したサイトで紹介されていた「PCを組み立てる」さんと、「パソコン自作コーナー - 自作パーツ選び/パソコン組み立て」さんを見ながら、恐る恐る作業に取り掛かった。
まず、私がやったのはPCケースの側面を解体することだったのだが、これは別にマザーボードを入れる段階でやればいいことだと思う。
ということで、まずはPCのメインであるマザーボードに「CPU」、「メモリ」を取り付けることにした。
そして、この際に極力気を付けたのが静電気。
夏という季節に静電気が起きるかどうかは正直微妙だが、私は冬になると超電磁砲でいうところのレベル1ぐらいの電撃使いなので、用心にこしたことはないのである。
そのため、常にはさみの刃とプラスドライバーの鉄の部分をにぎにぎしながら作業を進めていった。
そんなこんなでマザーボードの取説とサイトをにらめっこしつつ、どうにか装着作業を終了させ、いよいよPCケースにマザーボードを取り付けることに。
私のPCケースは消費者の事情なんてお構いなしと言わんばかりに冷たいもので、取説的なものが一切なかったためかなり困った。
が、運良く私とどうタイプのケースを使って自作した人のサイトを発見したので、それを参考に装着することに成功。
ちなみに同じように困った人は、PCケースの型番と「自作」、「組み立て」などのワードで検索してみるといいことがあるかもしれない。
あ、あと私が装着のときにした凡ミスがあるのだが、スペーサーはケースの裏から付けるのではなく、中に直接付けてかまわないらしい。
最初裏から取り付けてみたものの、これがマザーボードの装着の時にどう役立つのか皆目見当がつかず、しばらく悩んでスペーサー自体にまたネジを取り付けることに気づいたというお茶目な出来事があったのだ。
何を言っているかわからない人は、とりあえず良く考えて付けろと受け取っていただければ幸いである。
それともう一つ。
ケースについているバックパネルは絶対に外れる!
どんなに苦労しても必ずはずしてマザーボードについてきたやつと交換すべし。
ということで、何とかマザーボードをケースに取り付けることに成功し、HDD、光学ドライブを取り付けたら、後はケーブルをマザーボード、電源部につないで完成。
意外にあっさりと組みあがってしまったため、半信半疑で電源を起動してみたところ、特に問題もなくBIOSが起動した。
この時、サイトのBIOSと比較してメモリが認識されていないような気がしたのだが、インフォメーションか何かをクリックしたらちゃんと認識していたので同じようになった人は私みたいにパニくらないように。
あとはネットの指示通り初期設定をし、OSをぶち込んだら準備完了。
早速起動してみたら早い早い。
今まで安定してネットにつなげるようになるまで10分余り待たされていたのが、1分とかからずつながったときは、思わず逝ってしまった先代への慈しみが憎しみに変わりかけたぐらいである。
で、仕上げはおかーあさーん、ということで、マザーボードについていた各種ドライバをインストールし、ソフトもいくつか入れたら再起動・・・できない・・・だと?
ここにきて失敗かよ!どうすりゃ良いんだよとかなり焦ったが、実はSP2や更新プログラムなどが入っていなかったかららしい。
最後にヒヤッとさせられたが、こうして何とか「はじめてのじさく」という何某かのタイトルみたいな試みは、無事成功という形で幕を閉じた。
ら良かったのだが、最後にもう一つ。
マザーボードのロゴの画面が長くてイライラし、変なボタンを押したところ青画面が出るように。
涙目で友人に助けを求めたところ、どうやら4コア化をしてしまったせいらしい。
これはBIOSのCPUを設定する画面で変更できるので、同じような症状になった方は一回試してみて欲しい。
さて、初心者ながらに何とか組み上げることができたのだが、正直玄人からすると私の作業工程は鼻くそみたいなものなのかもしれない。
なので、ただ始めて自作をして、その工程を残しておいたという、オナニー的な感じで読んでいただければ幸いである。
同じように自作初心者の方、素人中の素人だった私も何とかできたので、どうかあきらめずに頑張られたし。