Lawless Area

誰に向けるでもなく情報をお届けするブログです

デュラララ!! 第23話「千錯万綜」(ネタバレあり)


前回、あ法螺田の暴走により撃たれてしまった静ちゃん、今回もそのまんま道路に倒れているのだが流石に今回はちょっときつかったらしい。

こうして着々と事態は悪化の一途をたどっているわけだが、恐らくその最悪の事態を避けるべくそれぞれが想いに従って動き始めているようである。

しかし、正臣は未だ闇の中。

まだ高校生だもの、仕方ないよね。というかこれは立ち上がったときの「おおおおお!」感のための演出なんだよね。

そんな1人取り残されつつある正臣とは対照的に、帝人はちゃんと考えて行動していたらしい。

あのダラーズ解散は、帝人なりにこの抗争を収めるためにやったことだったのだ。

まあ、これだけ事態が悪化している状況で解散したところで、もう収まりつかないとは思うけど。


そしてここにも収まりのつかないアホが1人。

あ法螺田ついに調子に乗って正臣を排除し、黄巾賊を自分のものにしてしまう。

しかも何故か帝人がダラーズのトップだということがばれており(どうせ臨也辺りのせいなんだろうけど)、解散なんて関係ねぇ、ということで帝人が狙われてしまう。

この時点でようやっと正臣の決心も固まったようで、厨二病の大好きな「悩み→吹っ切って前に進む」という展開になった。


一方冒頭で撃たれて動かなかった静ちゃんは、なんと自力で新羅のところに(笑)

最初から設定がおかしかったが、ここまで来るとどこかの研究機関に目をつけられてもおかしくないレベルである。

しかも恐らく新羅による応急処置というか手術に麻酔なんて使ってないだろうし、座って会話しながら手術されてるし、医療器具刺しっぱなしで新羅に土下座されてるし・・・

まあ、完全に人外なので放っておいても何とかなったかもしれないが、無事一命は取り留めたよう。

で、元気になった途端復讐に燃える静ちゃん。


こうして静ちゃんは勘違いして正臣を狙うという、やっぱりあ法螺田がこの現状を更に悪い方向に運んで行ったわけだが、そんな嫌な空気の流れる池袋に天使が舞い降りる。

その名もセルティ・ストゥルルソン。

あ法螺田と臨也が事態を悪くする一方で、セルティは良い方向へと軌道修正しようとしているというわけだ。

首がなくたって良いじゃない、だって妖精だもの。


そして、サイモンもまた事態を収拾つけようとするいい奴の一人。

セルティが杏里と正臣を探している時サイモンに出会い、普通に会話をできるにも関わらず最後にセルティの携帯に「助けてやってくれ」は最高に良い演出です←完全に厨二


一方そんな良い奴らに心配をかけている正臣は、単独で黄巾賊の集会場に乗り込んでいた。

彼なりに覚悟を決めやってきており、黄巾賊にブルースクウェアの残党が混ざっていたことを知らされても動じない。

伊達にヘッド務めてたわけじゃなく、大人数を相手に善戦する正臣。

むしろあ法螺田の方が追い詰められている感があったが、虎の子の拳銃というかませ犬には欠かせない武器をちらつかせたことで形成が逆転する。

正臣万事休すか!?というところできたきたきたきたー!

杏里が封鎖されていた入り口を切り壊し、そのちょっとあとに帝人がセルティにつれられ登場。

正臣、帝人、杏里の一堂がついに会し、次回フィナーレへという熱い引っ張り方で終わった。

これは熱い。



次週、どうやら無事に収束して、日常エンドといったところか。

まだ終わってないのでフライング気味だが、全体を通して見て来て思ったのはこのアニメは一気に見たほうが面白いんじゃないかなあと。

バッカーノ!もそうだったけど、最初の一見無意味なものも後々効いてきたりするので、「ああ!なるほど!!」感をより味わえるのは一気に見たときなのではないだろうか。

と、いうことで俺、この作品が終わったらまた最初から通して見ようと思うんだ・・・