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【閲覧注意】きがくるっとる【特に食前食後】


アメリカで「セミ入りアイスクリーム」がバカ売れ! 「ピーナツとたいして変わらない」


えー、以下で詳細を記事から引用しているが、読んだだけで気分が悪くなる恐れがあるのでそういう方は読まずに戦術的撤退をすることをオススメする。

タイトルから想像できたにもかかわらず、読んで案の定気持ち悪くなった私は一体何がしたかったのだろうか・・・

あ、あとピーナッツさんに謝って欲しい、今度から柿の種とか食べる時思い出しそうで怖い。


13年に一度、繁殖のため地面から出てくる「13年ゼミ」。今年は13年ゼミの当たり年。
アメリカ・ミズーリ州にはセミがいたるところにいて、
本当にもうどうしようもないくらいセミだらけだ。

でも、本当にどうしようもないだろうか? そこで、とあるアイスクリーム屋さんが
イデアを思いついた。「そうだ、セミ入りアイスクリームを作ろう!」

ミズーリ州コロンビアにある自家製アイスクリーム屋「スパーキー」
Sparky’s Homemade Ice Cream)。従業員たちは、店の裏庭から死んだセミを回収。
そして、それらをよく煮てからチョコレートでコーティングして、
ブラウンシュガー&バター風味のアイスに混ぜた。

ちなみに、セミの羽は煮る前にほとんど取り除かれているのだが、
パリパリとした食感を出すという理由で、少しだけ加えられたという。
このセミアイスを売ったところ、なんとバカ売れ。
従業員がお店のショーケースに入れる間もなく、
ものの30分ほどで売り切れてしまったとか。

お店が第二弾を出すのをお客さんが期待していたところ、
出てきたのはなんと「次の生産は2024年です」という貼紙。
これには、みんながっかり……。なぜ、突然生産中止となってしまったのか?
 なんでも、地元の衛生当局が、セミ料理一般について適切な調理温度を
行政指導できながったのが原因だったとか。

「食品規定のなかに、セミに関する記述がないのです。
だから、私たちはセミアイスの生産を控えるよう助言したのです」と
衛生当局は語った。スパーキーのオーナーは、「セミアイスは、できれば
細々と長いことやっていきたかった」と、
とても残念そうだ。ところで、衛生当局の判断は正しかったのだろうか?

イリノイ大学の専門家によると、たしかにセミは食べられるそうだ。
実際、昆虫は1400種以上が食用として認められている。
しかし、庭にいるセミの体内には余剰殺虫剤が残っている可能性があり、
これが人体に影響する可能性があることも指摘している。
やはり、当局の判断は妥当であると言えそうだ。

ところで、このセミアイスを食べた人によると、
「セミ? まぁ、ピーナツとたいして変わらないよ」と答えたそうだ。

流石自由の国アメリカである、発想が自由すぎてもはや付いていけない。

セミの当たり年で大量発生してしまい、困っているというのは確かに問題だろう。

そして、それを仕方が無いと受け入れるのではなく、何とかできないかと考える姿勢は素晴らしいと思う、まあ個人的には13年に1回なんだから我慢しろと言いたいけども。

が、ここから何故「セミ入りアイスクリーム」に行き着くのか、風が吹けば桶屋が儲かるもビックリの流れである。


と、誰もが思うだろう、私も当然おかしいと思う。

だが本当にこの流れはおかしいのか、ちょっとシミュレーションしてみることにした。


Start

セミが大量発生→ブンブン飛び回って視界が悪くなる→車の運転や公共交通機関に影響→仕事に支障をきたす→経済が停滞→死骸などの掃除にもお金がかかる→掃除が出来てかつ設ける必要がある→そうだ!セミ入りアイスクリームだ!!

Goal


なるほどー、あながちおかしなことでも無いのかー。

いやー、流石アメリカの方は発想が豊かだなぁ、一石二鳥とはまさにこのことかーなんて思うか。

私の発想が貧困なのがいけないのかもしれないが、どう考えても「セミ入りアイスクリーム」に行き着く直前で時空が歪んでしまう。

このことからもわかる通り、確かに不便だろうけどセミたちもそうやって現在まで生き残ってきたわけだから、駆除は論外として死骸も普通に掃除するのが自然な流れのはずだ。

何故食べようとするのか、何でもかんでも口に入れようとするのが許されるのは赤ちゃんだけだろ!


というか、冷静になって考えてみるとこの「セミ入りアイスクリーム」、根本的な解決になってない。

あくまでセミはアクセントだろうからそこまで大量には使用できないだろうし、羽は食感を出すために少ししか入れない。

個人が作成→販売できる量なんてたかがしれているので、そうなるとセミの需要よりも死骸の供給の方が勝ってしまうのではないだろうか、書いててまた気持ち悪くなってきた。


とにもかくにも、衛生上の問題で販売は中止となっているので、ここで私がギャーギャー騒いでも仕方がないような気もする。

そして、散々批判してきたが、このセミがちゃんと食べられるもので、かつこの大量発生を何とか利用できないか?というのであれば、「セミ入りアイスクリーム」は実はアリなのかもしれない。

使っているのは死骸だし、人間というのは珍しいものに飛びつく習性があるので、話題性もあって好きな人はきっと買うだろうしね。

まあ、私にとってはこんなん罰ゲーム以外の何物でも無いので、大金積まれても食べることは無いって何かフリみたいになってる気がするからこれ以上は止めておこうと思う。