Lawless Area

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眠れる森(ネタバレあり)


ここ数年ですっかりお馴染みとなったフジの夕方にやっているドラマ再放送枠。

今週から中山美穂木村拓哉が主演の眠れる森が放送されているのだが、中々に面白い。

「おいおい、何を今更そんなこと言ってるんだ」などと思われる方もいるだろうが、当時の私は何故か興味を示していなかったようで、今回が初見なんだから仕方ないのだ。

とはいえ全く知らないというわけでもなく、リアルタイムで放送していた時母が見ていたため、何となく断片的に印象に残っているシーンがある。

「雨の中スコップで何かを埋めている陣内孝則」と「飛び降り自殺をするユースケ・サンタマリア

ワンシーンにもかかわらず鮮明に覚えていることからも、当時の私がどれだけのショックを受けたかが良く分かる。

そんな純粋だった私だが、今はむしろこのシーンに行きつくのが楽しみで楽しみで仕方が無いという変わりっぷり。大人になるって怖い。

まあ、それ以外にも先の読めないストーリー展開や、暗く、ミステリアスな雰囲気なんかにも惹きつけられてはいるんだけどね。

最近のドラマはこういうドラマっぽいというか、ミステリアスな感じの内容のものが少ないというのもあるし。

「とりあえず漫画をドラマ化すれば良いか」みたいなのばっかりはもう止めて欲しい。ヤマトナデシコ七変化って何だよ。


それにしても、10年以上前の作品だというのに中山美穂は何とも美しいものである。

普通かなり昔のドラマに出てくる女優さんって、やたら眉毛が太かったり、顔を白く塗りたくりすぎて幽霊みたいだったり、バブリーな服装でダサかったりするものだが、そういうのが全く無いもん。

今この瞬間にぱっと出てきても全然違和感が無いのだから驚きだ。

一回だけスカートの前後にスリットが2つ入ってる服を着ていたときは流石に微妙だったが、それ以外は全くもってもーまんたい。

岡村が99プラスのスペシャルで、視聴者が引くぐらい気持ち悪い絡み方をしてしまったのもうなずけるというものである。「ミポリンのにぎったおにぎりや〜」は酷かったが。

あと、キムタクは相も変わらずキムタクだった。

まあ、最近は3枚目というかスベリキャラみたいになっているので残念だが、当時は中山美穂でいうところの「ツイてるねノッてるね」状態であり、このままを貫いていれば良い感じだったのにと哀れみすら感じてしまった。アーメン。


っていうかそんなん見てないで卒論やれよ。