【やりたくない】Facebookから完全逃亡する方法を考えた

最近良く耳にするLINEなるアプリ、実は以前少しだけやっていたことがあったのだが、個人情報の取扱いに若干の不安を覚えたため削除してしまった。

何となくもう手遅れ感があったが、ぼっちである私としてはそんなに頻繁に利用するものでもなかったので、それ以来どんなに普及していたとしても手をつけることはなかった。

なかった・・・のに・・・。

先日、久しぶりに数人の友人と飲む機会があったのだが、その時私以外が全員LINEをやっていて、まるで宗教勧誘するかのように言葉巧みに説得されてしまい、渋々インストールしてしまったのだ。

空気に逆らえない弱い自分っ！！（セルフビンタ）

だがしかし！これだけは絶対に、何があってもやるものかと固く心に誓っているものがある。

それこそがタイトルにある「Facebook」。

最近はもう何をするにも「Facebookと連携しますか？」と尋ねられるため、その度にiPhoneをぶん投げたくなってしまうが、そんなストレスを甘んじて受け入れるほどにやりたくない。

では何故こんなにも頑なに拒否するのか、それにはちゃんと理由がある。

まず、1つ目の理由としては、実名登録しなければならないという点である。

ネットに実名、アナログと言われようがかなり恐ろしい。

しかも、それによって昔の、黒歴史として闇に葬っている時代の知人に、見つかってしまう可能性があるだなんて・・・。深夜のホラー鑑賞より怖い。

その上、「今日は○○時代の友人達と〜」とか、「どこどこのカフェでうんたらかんたら〜」とか、そういった私とは逆ベクトルのリア充生活が、写真付きでお送りされ、それに対して

イイね！

を死んだ魚のような目でクリックしなければならないなんて。もういっそ殺してってなるわ。

もうこれだけでもかなりグロッキー状態だが、それよりもこちらの2つ目の理由の方が大きいかもしれない。

このFacebook、個人情報の取扱いについてどうなっているのか良く知らないが、実際に起こっているのできっと私の場合でも同様の事が起こるだろう。

もし私が何か事件や事故に巻き込まれ死亡し、それがかなりセンセーショナルなものだった場合。

または、これはまあする予定はないのだが、万が一にも私が何か重大な犯罪を犯した場合、Facebook上の私に関する情報がネットやテレビで晒されてしまう恐れがある。

これ、かなり恐ろしい。想像しただけでオエッってなる。

こんな文章を書いていることからも察していただけると思うが、私がFacebookに登録し、日記のようなものを書く場合、かなりふざけた感じで書くだろう。

そんでもって、写真なんかもアップロードする時は、スベることを恐れずネタに走ること間違いなしである。

そんな恥ずかしい内容の日記や写真が、自分の死後、または刑務所内のあずかり知らないところで晒される。頭痛くなってきた。

そして晒されたが最後、ネット上で「こいつキモくね？ｗｗｗ」やら、「ブサイクが調子に乗ってっからだよｗｗｗ」やら、誹謗中傷の嵐、嵐、嵐・・・。

あれ、おかしいな・・・、起こり得ないことのはずなのに涙が出てきたぞ・・・。

ということで、私は絶対に、未来永劫、悪魔のSNSことFacebookに手を出すことはない。

と、ここで声高らかに宣言したところで、先日の恐怖のLINE事件同様、逆らえずやむなく・・・なんてことになりかねない。事実かなり親しい友人からもこの間誘われたし。

そんなNOと言えない残念な私でも、なんとか上手い事かわせないか。いくつか事前に対策を考えておこうと思う。

対策その1．宗教上の理由で・・・と断る。
　　　　　 　　　→変な目で見られるし、そもそも意味が分からないので苦しい。

対策その2．そういうネット関係に恐ろしく弱いので・・・と断る。
　　　　　 　　　→スマホを持ってるのに説得力皆無だし、じゃあ教えてあげる　　　　　　　　　 　　　　　 よ！なんて言われた日には白目剥いて倒れる。

対策その3．なんで？と逆ギレ。
　　　　　　　　 →これ以上人に嫌われたらいよいよまずい。

対策その4．昔それで酷い目にあったので・・・と含みを持たせる。
　　　　　 　　　→グイグイと掘り下げられたらボロが出てしまう可能性あり。

うーむ、どれも決定打にかけるな。

とはいえ、この中でどれかといわれたら、その4が一番現実的かもしれない。

掘り下げられた時用に、どんな角度から抉られても良いようストーリーを綿密に練っていれば、どんなにノーデリカシーな人でも諦めてくれそうである。

ということで、暫くはこの線でディフェンスしてみようと思う。

まあ、誘ってくる知り合いなんて、もう現れない可能性のほうが高いんだけどね・・・。