キモイと言われても仕方ない
今週の火曜日に放送された「スター★ドラフト会議」にて、またオタクがテレビで取り上げられたのだが、どうやらその番組内で劇団ひとりが取った行動が問題となっているらしい。
この番組は昔放送されていた「スター誕生!」の対象を、歌手に限定していないヴァージョンと捉えて良いと思う。
で、今放送ではスター候補としてオタクユニット(R.A.B)が登場し、前半にそれぞれどんな感じのオタクなのかの紹介を、後半にダンスパフォーマンスを繰り広げたのだが、事件は前半の方で起こった。
前半、いつも通りこの作品が好きだのこの声優さんが好きだの何だのと、世間とのスーパー温度差タイムがお送りされたのだが、その時オタクの1人が取り出した澪のフィギュアを劇団ひとりがふざけて口に含むという行動に出たのだ。
もちろん会場は大爆笑し、続けてもう1人が出したりっちゃんのぬいぐるみもパクリ、これは芸人として当然の流れだと思う、非常に面白かったw
確かに彼らはどうやら番組が用意したなんちゃってではなく、本当にオタクだったようなので、このひとりの行動を手放しで褒めるのはいけないのかもしれない。
しかし、こういったバラエティに出ている時点で何をされても仕方ないと思うし、恐らく番組が弁償してくれるだろう、そして何よりひとりも番組中に謝っている。
まあ、こういう考え方はオタクとしては愛が足りないのかもしれないが、我々ももう良い大人なのだから「あれは可哀想だったなー」くらいに止めておくべきだと思うのだ。
が、萌え豚さん達はそうもいかなかったらしい。
ひとりがブログをやっていないためなのか、怒りの矛先を全く関係の無いヨメである大沢あかねさんのブログに向けてしまったのだ。
この件と全く関係の無い日記のコメに、溢れんばかりのひとりに対する批判の嵐、嵐、嵐・・・。
もうね、テレビ側のオタク特集に対しては特に言及すべき事は無いんだよ。
シャツをインしバンダナを巻いたり、いかにもな言葉を使ったり(これは勝手にやってる場合もあると思うが)するのは、視聴者がわかりやすいようにする演出だろうから。
まあ、それでも見ていて「キュッ」ってなるけども。
だからそれを見て気持ち悪いとか、無いわーとか言われてもそれは(ちょっとだけしか)的を射ていないので別に気にする必要も無いと思うのだ。
なのに!なのにっ!!
何故本当に気持ち悪い事をしてしまったのか、常識の無い行動をとってしまったのか!
仮に大沢あかねさんがこのひとりの行動を「本当に面白かったー(笑)」とか書いていたならまだわかる、まあそれでもちょっと残念だけど。
だが、今回は全く関係の無い人の、全く関係の無い日記に、全く関係の無いコメントをしているのだ、リンカーンみたいになった!
嗚呼・・・、これではもうキモキモイと言われてもいいわけ出来ないではないか・・・。
作品を愛する気持ちは素晴らしいと思うが、オタクキモイヨーといわれないようにせめて人様に迷惑をかけず、良識のある行動をとって欲しいものである。
もう、こんなことする奴はホビロン!(番組内のアツキさんを意識)