伝説の勇者の伝説第9話「忘却欠片(ルール・フラグメ)」（ネタバレあり）

忙しい方のための3行説明。

では、いつも通り内容に突っ込んでいく。

先週まったく出番の無かったライナ＆フェリス。

毎度おなじみ団子の件を消化したところで、先週シオンがライナたちに渡すよう頼んだ手紙をイリスが渡そうとするが、無い。

こうして見事にシオンからの伝言は伝わらず、むしろ逆のことをしてしまう2人。確実に事件の予感がする。

ということで、いつぞやの放置された龍の件を再調査に来た2人だったが、そこには死体の山＆これまたいつぞやの兄妹（スイ＆クゥ）。

前回会ったときは害がなさそうな感じだったが、実はこの兄妹も勇者の遺物を探していたらしく、この死体の山も兄妹のやったことだったらしい。

はい、戦闘開始。

相手は遺物を使いこなせるらしく、想像以上に苦戦する2人。

この間の龍を出した原因である短剣によって生み出された炎と、妹の方が持っていた鎌による氷、その上ほかにも遺物を持っていたらしく、撤退を決める2人。

が、相手はライナのアルファ・スティグマについても把握していたらしく、ライナを覚醒させ動きを止めてしまう。

まるでギアスが暴走したかのような感じになり、自我が崩壊したのか高笑いするライナさん。

そんなライナの能力を奪おうとなめてかかっていたスイだったが、想像以上の力の前に敗れ撤退を決め込む。

こうしていつぞやのライナ・フェリス同様、無責任にも放置し一人残ったフェリス。いったいどう収拾をつけるのだろうか。

最近のトレンドなのか、またもや回想シーン。

幼少の頃のライナ、戦場にて死体から金品を集める仕事をしていた男に拾われ、そんな中同じような境遇の子供と仲良くなる。

それなりに平和な生活を送っていたライナだったが、ある日軍の人間が集落にやってきて奪った金品を差し出せといってくる。

抵抗する人間を次々に殺し、ついにはライナの友人であるクイールがつかまってしまう。

それを見てもう一人の友人であるデールが助けようとするも、無残にも魔法で焼き殺されてしまう。

で、ライナ覚醒→軍を追い返す→仲間に化け物とののしられる。

回想終了、そうか俺化け物なんだー、で次回へと続く。

今回はまるで前回登場シーンが極端に少なかったことに対するお詫びでもするかのように、ほとんどがライナ達に関する話だった。

そんでもって、いよいよライナの持つ能力であるアルファ・スティグマが一体何なのか、その核心に迫るような感じなのだが一体どうなるのか。

圧倒的な力の前に、いくらフェリスが強いとしても太刀打ちできない気がするのだが、まさか最終的には“愛の力”なんてことはない、よね？

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