いちばんうしろの大魔王 第7話「伝説の勇者現る!」(ネタバレあり)
本当に撃たれていた・・・
ころねの体からやけにリアルな感じで血が流れた後、任務失敗と言い残してどこでもドア的なものでその場を去るころね。
残された方は後味が悪いったらありゃしない。
が、あの去り際のころねは非常に可愛らしかったというか、いつもの幼さが消え大人の色気が少し出ていた気がするので良い立ち去り方だったと思う。
さて、場面は変わってヒロシとその妹。
一族の期待する声を背中に受けるも、本人は一族以外からは期待されてない、自分には何の能力も無い、諦めている、といった感じで完全に能力覚醒フラグを立てていた。冒頭でも鳥に「勇者ァ!勇者ァ!」って言われてたし。
そんな兄を心配した妹は、阿九斗のところに来てヒロシが本当は勇者だよねと問う。
そして彼にそうだと言ってもらいたかったのだが、阿九斗は自分が魔王じゃないことを否定したいが余り妹とヒロシの気持ちをも否定。
結果として妹飛び出す→ヒロシ、けーなが追いかける→変態に遭遇。
!?
突如現れたこの変態、伝説の湖で巨大なナマコをくねくねしながら出現させる変態。
そこに運悪く遭遇してしまう妹。
物陰から生暖かい目で見ていたヒロシ、妹を助けようとするも余りの変態パワーに(というか単純に強い)やられてけーなと妹拉致られる。
そこに今度は阿九斗と絢子が駆けつけるも、変態の変態的な技によって魔力が無効化され、為す術も無い阿九斗たち。
何とか苦戦しつつも対策を講じたのだが、苦し紛れに変態、けーな、妹、絢子を殺しにかかる。
阿九斗間に合わない!万事休すか!?と、今度そこに現れたのが勇者となったヒロシ!じゃなくてころね。
ピンチに陥ったときに駆けつける辺り、そこはかとなくいい女である。
じゃあ能力覚醒フラグがびんびんだったヒロシはというと、自問自答の末ちゃんと勇者になっており、変態が呼び出した巨大なまこを相手にしていた。
しかしこのヒロシ、どうみてもグレートサイヤマンである。つまりものっそいだせえ。
そんなダサさとは裏腹に、何だかよくわからない必殺技的なもので村を襲っていたなまこをあっさり撃退し、そのままさっきの変態に止めを刺しに行くも阿九斗に止められる。
何だか格好良いことを言ってヒロシ改めブレイブ(この名前もダサい)を止めていたが、いやいや、お前も明らかに殺そうとしてただろと誰もが思っただろう。
とにもかくにも、今回の色々な伏線は回収され丸く収まったというわけである。
今回は色々と急展開があって面白かった。
ころねがリタイアしそうだったり、ヒロシが勇者だったり、作画が何故かヒーローものというかグレンラガン的な熱い感じの特別仕様だったり、リタイアしそうだったころねがまた復活したりetc...
今回見ていて気づいたが、なんだかんだでこのアニメ相当力が入っている気がする。
本来の臨海学校という設定は良い意味でほとんど活かされてはいなかったが、これからまた色々な展開が待っていそうで良い終わり方だったと思う。
最後のころねのあのどっちとも取れない感じもディ・モールト良かったしね。
来週は予告からしてどうやらまた女関係のよう。魔王め・・・