Lawless Area

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めちゃ×2イケてるッ!


この番組を見始めて、かれこれ10年ぐらいは経過しているのだろうか。我ながら物好きである。

昔は「PTA?上等だよ!!やってやんぜ!!!」的な攻めの姿勢が面白く、見逃すまいと必死になって見ていたものだが、最近のめちゃイケはずいぶんと丸くなった。

特に山も・・・いや、何も言うまい。


そんなめちゃイケの今日のラインナップは以下の通りである。


シンクロナイズドテイスティング

以前は毎週のようにやっていたこのコーナー。えらい久しぶりだなと思ったら、なんと1年振りだったそうな。

そんな「みんな!久しぶり!」というテンションも手伝ってか、通常放送にもかかわらずスペシャルのときにしかやらなかった団体戦をお送りしていた。

まず、トップバッターでお馴染みのロシアチーム。

メンバーはいつもの加藤、有野、河本(SPのみ)、おしゃクソ(SPのみ)に加えて、シンクロ初参戦となる金田の5人で、食べたのがグラタン。

テイスティング中全く会話に参加できていなかった金田に、加藤が気を使って振ってあげていたのには素直に感心した。かつての狂犬はいずこへ・・・

金田はそのチャンスを全く活かせてなかったけどね。


次はバカ代表日本チームで、メンバーはいつもの浜口、庄司(SPのみ)、井上(SPのみ)に加えて、こちらもシンクロ初参戦の川島と、何故か俳優である山田親太朗の5人。食べたものはお好み焼きだった。

相変わらずバカという設定により、笑いのハードルが下がっており何をやってもウケていたが、何より山田親太朗が凄かった。

余りの天然+バカっぷりから会話が成り立たなかったり、空気がおかしくなったりするので見ていて痛々しく感じてしまうこともあるのだが、今回は物凄く面白かった。

特に最後の「何を言う」のくだりからの「ミキーティ」は神がかっていたと思う。


続いては紅一点(?)、中国チームだったのだが、いつものオアシズは更年期を理由に出場を辞退したらしく姿が見えなかった。それほどまでに氷水プールは苛酷らしい。

そのため、メンバーは3回目のSPから常連となっている春奈、はるかに加えて、意外にも初登場である山田花子島田珠代、未知やすえの5人で、食べたものは肉じゃがだった。

これだけベテランがいるにもかかわらず、芸暦5年の春奈がリーダーというのは凄かったが、島田珠代に完全に食われていたのは残念だった。はるかに至っては一言も発言して無いし。

また、花子がビビリすぎて使いモノになっていなかったのも残念だったが、それを見事に芸に昇華させた未知やすえにはこれまた素直に感心してしまった。46歳で果敢にアタックしてくるだけのことはある。


最後に、いつも通り動きにキレのあるアメリカチームの登場である。

メンバーはいつもの岡村、原西、出たり出なかったりの藤本に加えて、これまた初参戦となる西森、大林の5人。食べたものはクリームシチューだった。

ここはトリということもありいつもたっぷり時間をとるのだが、それにしても今回は長かった。

まずモンスターエンジンと岡村による放送席いじりに始まり、「オカムラサーン、ハラニシサーン」のくだりをしっかりやって、最後に何故か神々コントをダラダラとやったため収集がつかなくなり、藤本いじりでお茶を濁すという長さ。そりゃ1時間以上押すっての。

とはいえ、流石オール吉本。団体芸としてはかなりのまとまりだったと思う。西森を除いて。

岡村の名前をわざと言い間違えるくだりで、最後に大林が残っていたにもかかわらず普通に名前を呼んだり、藤本いじりの時に気の利いたこと言えなかったりと散々だった。ボケなのに。


こんな感じで、各チーム色々と思うところもあったが、芸人がこれだけ集まったのだ。どのチームも面白かったと思う。

あと罰ゲームが苛酷なのも良い。それだけで面白くなるからね。

似たようなことをやっているはねるも少しは見習え。

ちなみに、個人的には最後のやすえ姉さんによる品川への「元が ブサイクなんじゃ!」発言が一番面白かったわ。



他にも「幸子の部屋」、「オカレモンJr」が放送されたが、シンクロについて長く書きすぎたのと、余り面白くなかったので書くのを止めることにする。

本当は各コーナー毎に書くつもりだったということを、シンクロの箇条書きにしようとした感で察していただけるとありがたい。

というか何度も言うようだが、こんな長々と書いている暇があったら早く卒論を終わらせろっつー話である。