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龍馬伝 第3話「偽手形の旅」(ネタバレあり)


今回は龍馬が江戸に行くまでの道中を描いていたが、弥太郎とのやり取りは違和感しかなく、どうしても受け入れることができなかった。

以前話した通り、私は龍馬というと司馬遼太郎先生を真っ先に思い出してしまうほど、「竜馬がゆく」での龍馬のイメージに捕らわれている。

よって、龍馬と弥太郎の関係も「竜馬がゆく」がベースとなっているため、2人は犬猿の仲という設定が私にとっては一番しっくり来るのである。

そのため、今回のような龍馬が弥太郎を善意から助けてやるという描写は、松平健がサンバを踊ってはしゃいでいるのを目の当たりにするぐらいの違和感を私に覚えさせる。

まあ、弥太郎が父の借金を取り立てている奴らに絡まれ、ボコボコにされそうなのを助けるシーンはまだ良い。

アレは無視すると寝覚めが悪くなるので仕方なくという解釈が出来るからだ。

だが関所を一緒に通ってやるという描写はダメだ。

弥太郎が江戸にいけなかろうがそんなものは龍馬には関係がないことだし、知らぬ振りをするならまだしも、見つかりそうになったところを必死で助けようとするなんてもっての外である。

むしろ最初の段階で「お前は行けないのか。ざまあみろ」と言ってのけるぐらいが2人の関係としては丁度良いぐらいだ。

とはいえ天下のNHKさんがそんな主人公を許すはずも無いだろうけどね。


そんな違和感まみれの3話だったわけだが、一つだけ嬉しい事がある。

龍馬が江戸に行くことで、加尾がもう当分出番が無さそうなのだ。ィエスッ!

結局縁談を断るシーンがあったからまた後々絡んでくることになるんだろうけれども。

最後はおっぱいという凶器を持っているお龍と結婚するんだから、ヤムチャみたいな位置づけになるに決まっているのさ!

まあ、それを言ったら来週から出てくる佐那もそうなのだが、きっと彼女はNHKに好かれているから優遇されると思う。

よって私はまだ切らない。まだ切らないぞジョジョーッ!!