Lawless Area

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しゃべくり007(ゲスト:阿部サダヲ、瑛太)

いつもは録画して後でみるこの番組。本日は映画「なくもんか」の番宣でしょっちゅう見かける阿部サダヲがゲストということなので、リアルタイムで見てしまった。

いつも楽しく見ているしゃべくりメンバーの悪ふざけ+個性派俳優の阿部サダヲなんてカレーとラーメンが両方出てきたぐらいの御馳走さである。安い御馳走観で申し訳無いが。

こんな感じで先週の予告の時からワクワクしていたため、若干ハードルは上がっていたような気がするが、流石阿部サダヲである。かなり面白かった。



まず、登場の段階からもうしゃべくりメンバーにいじられていたのだが、階段から降りてくるところのTake2を求められてきちんと良い仕事する辺り、他の気取ってるだけの俳優とは違うなって思った。

しゃべくりメンバーも「あ、この人はいじっても怒らない人なんだ」という認識のもとやいのやいの言うため、普通の人なら結構気分を悪くしてしまいそうな扱いになったりもしたのだが、阿部サダヲは怒らない。

ニコニコ笑って求められたときだけ前に出るという、実に大人で理想的な対応を見せていた。

プロフィール紹介の途中で瑛太が出てきたとき、「阿部さんはもう良いから瑛太くんだけやろうよ」、とか「帰ってもらうか」とかいういじり方までされていても、笑って流してたしね。

だだ、こういう具合で終始和やかに進んでおり、阿部サダヲは振られたら確実に笑いを取っていた分、瑛太が少し気の毒ではあった。

私の個人的見解だが、瑛太という人は、気取ってるとか気難しいとかそういうのではなくて、クラスに必ず一人は居るような大人しくて目立たない、人見知りする性格なのではないだろうか。

だから振られたときもたっぷり時間を使って答えてしまうし、一生懸命答えようとして空回りしてしてしまい的外れな事を答えていたのだと思う。

まあ、バラエティの流れから言うと最悪意外の何物でもないのだが、彼は俳優さんだし、周りにいくらでも芸人が居るのだから、上手く笑いを作っていってもらえば良いのである。

が、隣に過程は違えど同じ俳優である阿部サダヲが居る事によって、比較されてしまい、ダメという雰囲気になってしまうのだから可愛そうだった。

特に、テンションが上がっているように見えない瑛太が、どういうときにテンションが上がるのかということでお馴染みの設定コント的なものが始まり、


「ボーリングでパーフェクト間近」
「中学の時の親友に、パプアニューギニアで偶然再会したら」


を演じさせた時なんて流れ的には面白かったが、瑛太的には…な内容だった。

まず瑛太がそれを演じて、爆笑レッドカーペットでいうところの「中笑」程度の盛り上がりをみせた後、阿部サダヲに演じさせて「満点大笑」が出る。みたいな。

つまるところ、本来この阿部サダヲのポジションを芸人がやらなきゃいけないのに、同じ俳優の彼にやらせたもんだから比較できるようになっちゃんたのだろう。ホント気の毒。

まあ、別にどんずべりしてたわけではないし、イケメン俳優という地位を確立してるんだからそこまで気にしなくても良いと思うけどね。

というかイケメンで面白いなんて福山雅治改めオナニー神マーラ・ダンコーン様ぐらいじゃないだろうか。