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英雄伝説 空の軌跡FC−終章−

終わった…終わってしまった…


ヘビープレイヤーだったということもあるだろうが、あっという間にクリアしてしまった気がする。

まあ、それぐらい面白かったということなのだが、それにしても短く感じた。大体60時間だってさ、プレイ時間。

さて、めでたく終わりを迎えたということで、終章並びに全体の総評をしようと思う。

まず終章だが、終わりというだけあって物語りはいよいよ佳境を迎えることとなる。

この終章では、女王に無事会うことができるのか、リシャール大佐がオーリオールを使って何をしようとしているのか、ヨシュアの過去とは一体何なのか等々、これまでの複線を総て回収してくれる。

これまでの各章の終わり方からして、大団円で終わるのだろうと思っていたのだが、まさかあんな終わり方をするとは思わなかった。

そこら辺は興味を持った人が実際にプレイしてもらって感じていただければいいのだが、そんな新規プレイヤーの方のために、最後のうっかりポイントをまとめてみようと思う。

  • グランアリーナで行われている大会の準決勝後、前章のレイストン要塞脱出時と同様のMGSイベントが発生する。兵士に見つかる毎に兵士の数が減ってやりやすくなるが、なんだか負けたような気がするので出来れば一回も見つからないでいった方が気分的にも良い。(報酬BPにも影響するし)
  • エルナンから地下水路の鍵Bを貰って、東街区の北東から地下水路へ行くのだが、行ける所を全部行ってもどうしても取れない宝箱がある。見えるのに取れないためもどかしさを感じるが、取れないのは当たり前なのでいくらそこまでの道を探してもムダである。時が来ればちゃんと取れるから安心されたし。
  • これまで大して重要視してこなかったカーネリアだが、単なる遊び心ではなく全巻集めるとエステルかヨシュアの最強武器と交換できたらしい。どう考えても攻略サイト見ないと分からないだろ。細かすぎる。
  • 女王陛下救出作戦で、エステルチームへと進んだ時、デュナン公爵と戦う破目になるのだが、倒さないでクリアすると報酬BPがアップする。今までの感じから真っ先にボコボコにしたくなるだろうが、グッと我慢するべきである。ちなみに私は真っ先に倒してしまった。
  • その後すぐにロランス少尉と戦うことになるのだが、異常なまでに強い。使ってくる技がどれも強力で、HPをある程度削ると回復までしやがるため物凄く時間がかかる。私は30分ぐらい戦って面倒になって死んだ。と思ったらやられても先に進むらしく、リトライできなかったのでそこんところ注意しておいた方が良い。(報酬BPに影響あり)
  • ちなみにロランス少尉と戦って、こうすれば勝てたかもと思ったことは、気絶・混乱を防ぐアクセサリーの装備、CPを増やす料理を大量に携帯、3人が固まらないように戦う、クローゼのケンプファーを有効活用、ぐらいだろうか。負け惜しみっぽくなってしまうが、正直準備さえしておけば勝てない相手ではなかった気がする。
  • 総てが終わって街を回る時に、お城にいるオリビエと話すとクエストが追加されるらしい。そんなこととは知らない私、「帝国大使館に行く→入れない→オリビエとは会えないのか」などとのんきな事を考えていた。大変悔しい。

とまあこんな感じで、終章というだけあって今までの章より若干長めだったため、色々落とし穴も存在した。

ここまでミスが目立つと、やはりこういうRPGは素直に攻略サイトのお世話になったほうが賢い気がしてしまう。

でも最初は自分の力でやってみたいと思うのが男ってもんだろ、などと未だに思っている辺り、全く反省の色がうかがえないのは無念である。



ここからは全体の感想となるが、特に文句をいうべきところが見つからないぐらいの出来だったと思う。

グラフィック、音楽、戦闘、物語、どれを取っても素晴らしかった。

が、唯一苦言を呈するとすれば、会話並びに戦闘シーンのスキップ機能がなかったことぐらいだろうか。

やり直したりした時にまた同じ会話を聞くのは結構なストレスとなるし、戦闘に関しては同じような敵と何回も戦うのでうんざりしてしまう。

戦闘時にLまたはRボタンを長押ししていると2倍速になるぐらいの機能は欲しかった。

あとは若干短いかなと思ったが、次回作に続くようなので納得である。商売としてはえげつないが。

感想を見ると賛否両論別れていた作品だったが、個人的には十分満足できる出来だったと思う。

FF10のように物語に走りすぎだと思う人には合わないのかもしれないが、試しにやってみるのも一興なのではないだろうか。