徹夜
最近なんだか無性にブログを更新したい衝動に駆られるので、今のうちに更新貯めしておきたい。
多分これは、試験勉強しないといけない時期に掃除を始めたり、引くほどにモテない事に気づいて可愛い女の子がいっぱい出ているアニメを見るようなものと同じ感覚だと思う。
一時期は1日に5000人以上が訪れた事もあった当ブログだが、今ではほとんど見向きもされない、一発屋芸人と似たような状況に陥っている。
その原因の一端を担っているのは、間違いなく不定期かつ遅い更新だと思うので、これをきっかけに習慣化できればと密かに思っている次第である。
ということで、これからは「Twitterで済むな」という、日常における些細な出来事についても書いていこうと思う。
10年以上前に「○○の日記 part1」を作成し、未だに「part1」のままである私にとって、日記代わりにもなり一石二鳥だろう。
以前なら「誰も私の日常なんて興味ないに違いない」と思い日記系は極力書かないようにしただろうが、ここまで来訪者がいないとそんな考えは杞憂でしかないはずだ。どんどん書いて行きたい。
さて、ではさっそく先日あったことを書く。今日じゃないのは生来の筆不精が祟っているからだが、そのうち当日に書くようになり、そこから更に芸能人の無駄に行間のあるブログのように数時間前の出来事がアップされるようになるはずである。
その日、私は実に5年振りに完全な徹夜をした。
オールと言わないことからもわかる通り、私はもう若者を気取るには無理のある年齢に差し掛かっているので、それはもう本当にしんどかった。
そんな状態にもかかわらず見事朝を迎え、そのままお昼に差し掛かったところで帰宅した私に待ち受けていたのは、このまま寝てしまったら土曜日という貴重な休日が終わってしまうという問題だった。
この日を無駄にしてしまうと、先月買ったダークソウル2をプレイしたり、たまったアニメを見たり、読んでない漫画を読んだりできなくなってしまう。
書いていて終わってしまってもいいような過ごし方しかしていない事に気づいたが、それでも私にとってはかけがえのない休日だ。
なんとか寝ずに課題を片付けてから好きなこ…起きたら深夜1時過ぎだった。
酷い、あんまりである。のび太も驚く程の寝つきの良さというか、もはや寝そうなことさえ気付けなかった。
このまま続けてまた眠ってしまったら、本当にただ寝ただけで休日が終わってしまう。それだけはなんとしても避けたい。
幸いにして、ここまでで既に約9時間近く寝ていたので、ならばこの睡眠を本来の睡眠に当てればいい。すなわち、もう寝なければ良いという逆転の発想に至る。
自分の柔軟な対応に満足した私は、それから夜食という名の夕飯を食べ朝の6時までずっと起きていたのだが、やはり染み付いた習慣なのかなんなのか、明け方になると身体がどんどん怠くなってくる。
このままでは今日1日活動するのに支障が出ると思った私は、ネットでたまたま見た「手足を肩幅ぐらいまで広げて仰向けになり、深呼吸を約15分していると30%ほど回復する」という情報を実践することにした。
やってみること約3分、なるほど言われてみると何と無くリラックス出来ている気がする。
これは良いことを聞いたな…と思っていたら次の瞬間朝の9時になっていた。本日2度目のタイムスリップである。
よく考えれば当たり前の話で、この方法は眠れない人用のものであって、眠れすぎて困っている人用ではないのだ。
1日に2度もぐっすり眠るという、こち亀の日暮熟睡男に肉薄するような行為を経て、もう2度と眠気を我慢すまいと心に誓った1日だった。