Lawless Area

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野球観戦


ツイッターを利用するようになってからというもの、ブログに日記的なことは一切書かなくなった、というか書けなくなってしまった。

いや、そうではない、いい加減に認めるべきだ。ツイッターはいいわけである。本当の原因は他にある。

引きこもっていたから、外に出ないからネタが無いのだ。

そんな根っからの引きこもりである私だが、先日はかなり珍しいところに行ってきたので久しぶりに日記を書こうと思う。



というわけで、先日の水曜日に東京ドームで行われた「日ハム×ソフトバンク」の試合を父と観に行ってきた。いやちげーよ!「ソフトバンク×日ハム」だよ!とかそういう指摘は受けつけない。

野球観戦自体、最後に家族と行ったっきりで、実に10年以上ぶりだったわけだが、たまにはああいうのも良いものである。

普段そんなに興味が無いくせに、いざ行ってみると妙に浮き足立ってしまうのだ。

ああいうライブ感というのは何ともいえないものがあるが、今振り返るとちょっとミーハー過ぎた気がする。「あ!大谷だ!!」じゃねーよ俺。



元々貰いもののチケットだったので、自由席、かつ、試合開始30分前くらいに入場したためグラウンドからは中々に遠い席しか空いていなかった。

それでも、開始前にビールを買って、つまみを食べながらの観戦というのは中々にオツなもので、昔良く見たテレビに映るおっさんの気持ちが今になって良く分かる。テンション上がって「ホームラン弁当」とかも買っちゃったし。

ただし、ビール一杯800円という事実は、正直今でも完全には受け入れられていない。



あと、久しぶりに行ったので全く覚えていなかったのだが、試合ってあんなにあっさりと始まるものだっただろうか。

先発だった大谷が練習してるのを「おお〜」とか言いながら見ていたかと思ったら、いつの間にかバッターがいて、そのあまりのナチュラルさに最近はバッターも練習するのかなんて意味の分からないことを思ってしまったほどである。

それともあれだろうか、売り子のお姉さん達にうつつを抜かしていたのがいけなかったのだろうか。



そんなこんなでビールとつまみと弁当を買い、席に着き、マッタリと試合を観戦していたわけだが、正直野球舐めてた。

まず何より実際に球場で観ると、その球の速さに驚くし、爽快感がもの凄い。

で、やっぱりどちらのファンじゃなかったとしてもいつしか自然とどちらかを応援するようになっており、贔屓のチームが打てないと「ああ〜」ってな感じで非常に歯痒いし、打てると「!?」と喜びテンションが上がるものである。

チンタラやってて何か間延びしてるんだよな〜とテレビなんかでは思っていたのだが、実際に観戦してみてその評価は間違いだったことに気付いた。



また、最近は何となく野球人気は下火で、少年達はみんなサッカーに夢中みたいなイメージだったが、とんでもない。

球場にはカマキリの卵が孵ったのかというくらい、子供で溢れかえっていた。

試合を頑張っている選手達の名前を大声で叫び、一生懸命応援している姿を見ると、なんというか非常に微笑ましい気持ちになる、わけはない。

そこは別に何の感情も沸いていない、つい魔が差して良い人アピールがしたくなってしまった。危なかった。

実際は、「何だ、野球少年はまだこんなにいたのか、野球もまだまだ捨てたもんじゃないな!」という、どこ目線なのかよく分からないような感想しか抱いていない。張本さんが居たら確実に喝を入れられただろう。



といった感じで、どういった感じか自分でも良く分からないが、とにもかくにも、久しぶりの野球観戦は非常に楽しかった。

その日は結構良い試合をしていて、序盤はホームランの打ち合いみたいな感じになっており、点数もかなり拮抗していたし。

ただ、残念だったのは帰りの電車で混むのを嫌がるという、持ち前の人嫌いがたたって、最後まで試合が観られなかったことだろうか。いや、完全に自分のせいなので観られなかったはおかしいか。

3対3のまま拮抗していたので、「こりゃ最悪延長でそこまで劇的な事はもう起こらないだろう」と高をくくって帰ってきたのだが、帰ってきて試合結果を見て絶望した。

そのあと両チームに追加点が入っていて、最終的には5対6にまでなったそうではないか。凄い良い試合!\(^o^)/

その試合結果を受けて、次に行く時は我慢して最後まで居ようと固く誓ったが、多分また当分行かない気がしてならない。生来の引きこもり属性が憎い。