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テレビの見方


ドランク鈴木、番組での行為に批判殺到でTwitter炎上! 「そろそろ芸能界も潮時なのかな」


私はこの放送自体は見ていなかったのだが、どういった番組なのかは以前見た事があるので知っている。

ざっくりとだけ説明すると、陸上経験者っぽい人達で構成されている鬼から逃げ続け、制限時間を逃げ切ったら逃走時間に比例して増えた分のお金がもらえるという、賞金つきの芸能人による鬼ごっこである。

ただ、賞金を貰う方法はこの他にも存在しており、それがドランクドラゴン鈴木拓が行った「自首」というシステムだ。

恐らく以前と変わっていなければ、ある一定の条件をクリアすればリタイアでき、逃げ切った時ほどではないが、逃走時間分の賞金がもらえたはずである。



で、だ。

こんなもんはただの番組内の出来事で、特にこういった芸能人だけで楽しむような番組ならなおのこと視聴者には一切関係がない。

芸能人がテレビの向こうで一喜一憂する様を、お菓子でも食べながらボーっと見るのが本来の楽しみ方だろう。

しかも、番組には台本が存在している場合もあるし、そうじゃかったとしてもスタッフから何かしらの指示を受けている場合もある。

にもかわらず鈴木が取った「自首」という行動を狂ったように叩く人がいる。そのことに正直なところ驚きを隠せない。

百歩譲って、視聴者や特定の芸能人に悪意のある言動があったのならば、叩く人がいるのもわからなくはないが、今回のケースだともう「自分の希望した展開にならなかったのがムカつく」という理由でしかないだろう。



これの何が問題なのかというと、もちろんただ番組が要求する役割を演じただけである鈴木が気の毒だというのもあるが、それよりも更に問題なのがテレビが益々つまらなくなる危険があるということだ。

ここまで視聴者が幼稚化してしまうと、それに合わせて番組を作らなければならなくなり、当たり障りのない、面白みの全くない、無味乾燥な番組ばかりになってしまうだろう。

現に、何かにつけて「規制だ!規制!!」と叫ぶ人間がいたおかげで、テレビで出来る事が以前に比べて減ってしまっており、既にあまり面白い番組が存在していない。

もちろんテレビ側もすぐ調子に乗る傾向にあるので、そこはお互いに良いバランスが保てるよう察する事が要求されるとは思うが。

恐らく今回の一件で叩いているのは、コメントの質の低さから小・中学生くらいだろうから、是非とも自分達の首をこれ以上絞めないよう、親にはしっかりと教育していただきたいものである。



あと、個人的に鈴木は面白いと思っているので(特に弄られた時の返しが面白い)、ツイッターで弱気な発言をしているが是非とも辞めずこれからも頑張ってもらえればなーと思う。

とにもかくにも、何だか色々と残念な話題だった。