Lawless Area

誰に向けるでもなく情報をお届けするブログです

嵐にしやがれ「荒野の十人しやがれ!第5弾!」


この番組、たまに見る程度なのでこの企画は初見だったのだが、中々に酷い企画だと思う。

嵐ファンであれば「キャー嵐の5人の料理姿とか!料理姿とかっ!!」といった感じで満足できると思うが、恐らくこの番組は嵐ファンのためだけに作っているわけではないはずである。作ってないよね?

だとすればこの企画、見直すべきポイントが多々あるのではないだろうか。



まず、嵐5人と対戦ゲスト5人とがリレー形式で1つの料理を作っていく、これは普通に面白いと思う。

が、最初にお題となる料理を指定したあとで、そのレシピまで教えてしまっては面白さは激減してしまう。

一応分量等は1回しか教えてもらえないというハンデはあるが、やはりTBSの「やってTRY」や「リストランテリンカーン」のように、レシピが全く分からないという手探り状態でやる方が面白いと思うのだ。



ただ、それではオリジナリティがないという指摘もあるだろうから、百歩譲ってこの点は良いとする。

が、料理中にシェフがアドバイスをしちゃうというのは、ちょっと甘すぎやしませんかね奥さん。

やはりこういう企画ではハプニングこそが一番面白くなると思うので、そういう時は黙って「あ〜あ」とでも言いながら見ているべきである。

また、料理をする人も挙手制ではなく、対戦相手が指名するという形式を取った方がなお盛り上がるのではないだろうか。



というわけで、とてもしゃべくり007と共通のスタッフで作られた企画とは思えないぐらい残念な企画だなあと見ていて思ってしまった。

料理時に嵐5人の個性が出ているところと、芸人チーム(+二宮君)のガヤによってかろうじて成り立っている気がする。

私の考える構成が万人受けするとは最初から思っていないが、それでも「料理テーマのみを発表」、「対戦相手の指名制」を導入した方がバラエティ番組としては良いのではないかと思わずにはいられない。

なんだか全体的にもったいない企画だったなーと見ていて思った次第である。



ちなみに、このレビューを書くに当たって公式サイトを見てみたところ、本日対戦相手として登場していた芸人の紹介が載っていたのだが、それが中々に酷い言われようで思わず笑ってしまった。

木村祐一
4度も結婚できたのは料理の腕があったから!
妻の胃袋を鷲掴みにする浪速メシしぐれ!
マギー審司
マジックよりも料理が得意!
耳よりクッキングの割合が
大っきくなっちゃったグルメマジシャン!
福田充徳
満を持して出版したグルメ本“家呑みレシピ”は
想像以上に売れなかったが、料理の腕は誰もが認めるガチ料理芸人!


他の2人はいい事しか書いてないのに何故この3人だけこんな扱いなのだろうか(笑)