Lawless Area

誰に向けるでもなく情報をお届けするブログです

忘年会忘年会


忘年会、それは年内の苦労を忘れるために年末に行われる宴会である(by Wikipedia大先生)。

私としては年内どころかここ数年あった出来事を綺麗さっぱり忘れてしまいたいのだが、あまり無茶を言ってもあれなのでとりあえずは今年だけで我慢しようと思う。

ということで、珍しく私自らが企画して数少ない友人達に「忘年会やろうぜ!」と提案し、昨日無事滞りなく年内の黒歴史を忘れてきた。



まず、友人が飲みの前にゲーセンに行きたいと言うので、ゲーセンでなんやかんや、マジアカんやしたのち、予約していた飲み屋に移動。

席に着き飲み物が揃ったところで1年の労をねぎらい乾杯。その後時間いっぱいまで満喫したあとは、カラオケ屋へ。

酒も入っていたのであとで思い返すと頭を抱えたくなるようなことを色々したが、忘年会効果で忘れられるだろうから良しとしたい。できるかバカ。

何か良くは覚えていないが友人達に写メを撮られた気がする。良くは覚えていないが、というか思い出したくない。



と、まあここまでは普通に忘年会を楽しんだわけで、「ああ、楽しかったなぁ、今年も終わりかお休みなさい」となるのが普通である。

しかし、何故珍しく自分から企画したときに限ってこういうことが起きるのだろうか、私のバイト先によるまさかの忘年会被りが起こってしまったのだ。

店の営業時間の都合上、開始はなんと深夜の2時。ごめんなさい、凄く行きたくないです。

ここで普段の私なら「ちょっと明日早くから用事があるので・・・」とか何とか言って断ってしまうのだが、一体私に何が起きたというのだろうか、革命か、革命なのか、なんと行こうと思ってしまったのだ。バカじゃないの。



こうして自ら茨の道を選択した私、友人との忘年会が終わりいったん帰宅したにも関わらず、行って来ました忘年会パート2。

もう辛かった。何が辛かったかって既にお酒が入ってたから凄く眠い。

しかも、友人達との忘年会が終わってから第二ラウンドまでは時間があったので、いったん家に帰った状態からのリスタート。鬼畜過ぎて涙が出てきた。

もう皆既月食を眺めて「うわぁ、綺麗だなぁ、じゃ、寝るか」で良いのではないだろうか、暖かいお布団が手招きしているし良いのではないだろうかと何度思ったことか。

にもかかわらず何故そうまでして行こうとしていたのか、もしかしたら私はリア充の気分を少しでも良いから味わってみたかったのかもしれない。忘年会のはしごって何かリア充っぽいし。



こんな感じで心の中で「寝たい寝たい寝たい・・・」と連呼しながらも、身体に鞭を打って再び家を出たのだが、余裕を持って出たのがいけなかった、居酒屋に到着し席に案内されるもまだ誰も来ていないではないか。

最悪だ、待ちきれなくて何かもの凄く張り切って来ちゃった感じになってる。どれだけ寂しがりやなんだよみたいな感じになっちゃってる。

大部屋で1人、下を向いてiPhoneをいじるその姿はきっと楽しみを隠そうと平静を装っているように見えただろう。



そんな考えすぎによるセルフ羞恥プレイを受けつつ、実際には10分強だったのだが、私の体感的には30分ほど待ってようやく他のメンバーがやってきた。

正直なところ私は一番新人だったので、身内だけで盛り上がり気づけば安定のぼっちに・・・なんて事になりやしないかと内心ビクビクしていたのだが、持ち前のコミュ力で、持ち前のコミュ力で!楽しくお酒を飲むことができた(意訳:気を使ってくださる方が多くて本当に助かった)。

やはり酒の席は良い、飲む前と比べてなんだかグッと距離が近くなったような気がする。今でもほとんどの人の名前が分からないけど。

深夜からコースでガッツリ飲み食いしたり、朝の5時まで飲み続けたり、視界がぐにゃんぐにゃんになるほど酔った人にイケメン(=私の顔もグチャグチャ)と言われたり、色々と大変ではあったが行ってよかったと思う。何よりリア充気分も味わえたしね。

この忘年会効果で前よりも職場の人と話しやすくなっているはずなので、また距離がマリアナ海溝化しないうちに全員の名前を覚えようと思う。9割の人の名前が分からないとか終わってるよね。