恐怖の誕生日
■誕生日ケーキのローソクが爆発 販売店「2分以内に吹き消さないのが悪い」
誕生日、それは子供はもちろんのこと、たとえある程度歳を重ねた人であっても祝ってもらえれば嬉しくなる、そんな特別な日である。
そんな特別な日に、普段余り食べない特別なケーキにろうそくを立て、火を一気に吹き消す瞬間は当人だけでなく祝っている人すべてが幸せな気持ちでいっぱいになるはずだ。
そんな幸せのピーク時と言っても良い瞬間に、目の前でろうそくが爆発した日には、みなの笑顔が一変しアンハッピーバースデーとなること間違い無しである。
幹事「はい!それではここで、○○さんの誕生日を祝してケーキの登場です!!」
一同「\おお〜!/ \おめでとー!!/ \フゥ〜!/」
主賓「うわ〜うれしいなぁ〜(はにかみながら)」
幹事「(ケーキを運びながら)ハーピバースデートゥーユー♪」
一同「パーピバースデートゥーユー♪ハーピバースデーディーア○○〜・・・。ハーピバースデートゥーユー♪\オメデトー!!/」
主賓「みんなありがとう!えっ、これ消して良いの?じゃあいくよ〜」
ケーキ「ドオオオオオオオオオン!!!!!!」
大事故もいいところである。
もうこんな幸せいっぱいの瞬間にいきなりの爆発とか、不意打ち以外の何物でもないだろう。トラウマになるわ。
主賓はもちろんのこと、祝っている周りの人の気まずさといったらもう、下手すりゃ今後の関係にひびが入りかねないぞ。
そんな悪魔のようなろうそくを売っている企業、あろうことか説明書にあった「点灯後、2分以内に吹き消してください」という注意書きを守らなかった方が悪いなどとぬかしているらしい。
いや注意書きに書いておけばなんでもありとかおかしいからね、そんなこといったら「放っておくとすぐ腐ります」とか「不味いですが人体に影響はありません」とか、果ては「これはケーキではありません」とかまでまかり通るからね。
っていうかこれ普通に爆破テロでしょ、何だよ2分以内に吹き消さないと爆発するろうそくってwただの時限爆弾じゃねーかww
本来であれば漫画のような話であり、笑い話として一笑に付したいところだが、実際に顔にやけどを、しかも子供が負っているのでとてもじゃないが笑えない。
不幸中の幸いというのも不謹慎かもしれないが、これがもし女の子だったら顔にやけどを負った場合治療費だけではとてもじゃないが済まないだろう。
他国のことではあるが、「責任はない」などと突っぱねることなく、真摯に対応し問題解決に努めるべきではないだろうか。