高校生レストラン1話(ネタバレあり)
モデルとなっている三重県多気町にある三重県立相可高等学校に実際に存在する、現役高校生が運営するレストラン「まごの店」を以前何かで見たことがあったので視聴してみることに。
日テレの「あの枠」ということで、案の定主役はジャニーズのお方。
日テレの「あの枠」ということで、案の定本格的なドラマというよりは少し子供向けに作られていた、かと思いきや意外にも面白かった。
―あらすじというか導入―
主人公の松岡昌宏演じる村木新吾は高級料亭の板前だったが、なんらかの事情により辞めさせられてしまう。
そこで、以前から友人の伊藤英明演じる岸野宏によって口説かれていた、高校生が実際に調理・接客をする「高校生レストラン」の先生になる話を受ける。
が、肝心の高校生はお遊び感覚でいる生徒が大半を占めており、元板前である新吾との温度差が浮き彫りに・・・
といった感じの話なのだが、やはり教師ものは良い。
松岡さんの髪型が若干「ゴンさん」を彷彿とさせるが、そんな些細な事が気にならなくなるくらい今後が楽しみな内容だった。
恐らく、今後生徒側は様々な問題に直面しながらも、一つ一つ新吾と乗り越えて行き、期限の1ヵ月後には見事レストランを開店することができるのだろう。
そして、新吾もまた何かしらくすぶっている想いがあるようだが、高校生らのひたむきさに触れて、次第に教師という職業に真剣に向き合うようになるのだろう。
中には反発してくる生徒も居るだろうが、そんな中で最初から新吾に一目置いている神木隆之介演じる坂本陽介が、良い潤滑油となって物事を良い方向へと導くはずである(事実1話でもそうだった)。
こういう最初はバラバラだった双方の気持ちが、最終的には合致し更には周りをも巻き込んでいくというタイプの話は、見ていて気持ちが良いのでとても好きである。
確かにベタな展開ゆえ「あーもうそういうのは良いわ」という人には物足りないかもしれないが、ベタだからこその安定感という点を私は評価したい、って何様だよ。
この枠は最終回で一気に失速するという傾向にあるので、今回は最後までスッキリと見られると良いなぁ・・・
というわけでこの「高校生レストラン」、少しでも気になった方は見てみてはいかがだろうか。
ちなみに、今回久しぶりにドラマのレビューを書いたのは、
「いや、俺アニメばかり見てるキモオタじゃねーしぃ↑」
という無駄な抵抗という名のリア充アピールがしたかったからでは決してない。ほ、ホントだよ!