みつどもえ(総評)
たまに訪れるアニメ見るの面倒くさい病にかかってしまい、秋アニメが開始したにもかかわらずまだ前期のアニメが積まれている今日この頃。
もしかしたら私のレビューを読んでくださっていた方が、日本中を探せば1人ぐらいはいたかもしれないのでとりあえず総評ぐらいは書こうと思い、今更ながらに前期アニメのレビューを書くに至ったというわけである。
では、早速みつどもえ全話を通じての感想を書いていく。
このアニメは一見するとロリコンホイホイかと思われがちだが、実際見てみるとそんな要素は一切無く、いわゆるギャグアニメに分類されると思われる。
丸井家の3姉妹を中心に、個性的なクラスメイトや担任教師などと繰り広げられる笑いは、主に「勘違い」から来るすれ違いによるものが多かったように思える。
私が見ていて頭に浮かんだのはお笑い芸人の「アンジャッシュ」の芸風なのだが、彼らのネタを面白いと感じる人なら間違いなく良作と思えるのではないだろうか。
ただ、一つのネタを長く引っ張ったり、クラスメイト全員をキャラ立ちさせること無く終わってしまったのは少々残念だったような気もする。
3姉妹がメインであるがゆえ、どうしても彼女達が中心とならざるを得ないのは仕方が無いが、もう少し他のキャラクターにも活躍の場を設けて欲しかったかなあと。
まあ、あえて苦言を呈するならば程度の話であり、基本的にはテンポも良かったし、内容もベタゆえの安定感があったしで、終始面白かったといえる作品だった。
どうやら早くも2期をやることが決定しているらしいので、上記で述べたキャラクターの問題も解消してくれるに違いない。
あとは何も知らない人に「俺みつどもえ好きなんだ!」と言って、ロリコン認定されないようになれば、完璧な作品と言うことができるだろう。
1話見ての点数:75点
全話見ての点数:85点
ちなみに私はロリコンではない。本当に。