RAINBOW 二舎六房の七人 CRIME 24「Desperate」(ネタバレあり)
忙しい現代人に3行で説明。
- スッポン倒れる
- マリオとリリィがアメリカ人に診てもらうため奔走する
- 一方のスッポンはリリィの夢のため、爺さんからのお使いで借主の所へ
内容に入る。
将校の裏切りを受け、自暴自棄になるリリィ。
そんなリリィに「俺達が助けになるから頑張れ」と励ますマリオ。
一方いの一番に助けると言っていたスッポンは、自宅にて例の発作を起こしていた。
それを発見したマリオとリリィが病院に連れて行くと、意外にも風邪と診察される。
が、マリオはその診断に疑いを持つ。素晴らしいフラグ察知能力である。
それに対し、大きな病院じゃないと確かなことはわからないという医者。これは・・・
そんなマリオと医者のやり取りなど知る由もなく、リリィの夢を叶えてやると病室で息巻くスッポン。何か知らんがとても悲しい。
こうして明らかに大病フラグをプンプン臭わせるスッポンのために何もしてやれないと嘆くマリオに、リリィがアメリカ人に診せるという案を持ちかける。
その頃スッポンは病院を抜け出し、例の爺さんにリリィの夢を叶えるための資金を、自分の貯金と体を担保に借りようとする。
が、例外(3000円以上)はないと断られ、じゃあ金貸しをやることを許してくれというスッポンに、ちょっと顔かせやと言う。
で、連れて行かれた先は何故か銭湯。
風呂に入る爺さんの傷だらけの背中を見て、スッポンは愕然とする。
一方のリリィ、将校の元部下にスッポンの件を掛け合うも、馬鹿にされてブチギレ終了。
しかし、その中にかつてマリオがボクシングの試合をしたジェフリーがおり、俺が話をつけてやると言う。マリオとの再戦という条件付で。
マリオは快諾し、すぐにジムにて再戦するも、いきなり現れたアメリカ人のおっさんにリリィがマリオの右の件を話して試合中止。
さっきからリリィはスッポンを助けたいのかどうなのか、だんだんわからなくなってくる。
幸い話は流れなかったが、ジェフリーは非常に残念そうだった。
場面変わって先ほどの風呂。
爺さんは自身の傷の件に触れ、スッポンに金貸しを営むことに対しての覚悟の程を問う。
そして、金貸し業を営む資格を問うためかはわからないが、自分の体を担保にするといったスッポンに再確認し、危険な借主からの取立てを依頼する。
行った先はどう見てもヤ○ザ、どうなるスッポン。(まだ続くのか)
今回もまたスッポンのお話だったわけだが、相変わらずのいい漢っぷりだった。
リリィのために自分の体すら投げ打つその姿勢は、私が女だったら抱かれているレベルである。
が、少しスッポンが焦り気味というか、何故そんなに急いでリリィの夢を叶えようとするのかが非常に気になった。
あれではまるで自分の体の異常を感じ取り、余命がいくばくもないかのようではないか。
これはもしかしなくとも死亡フラグなのだろうか、そういったところも含めてこの物語の結末が気になるところである。