屍鬼 第8話「第夜話」(ネタバレあり)
忙しい人のための3行説明行きますわよ。
- 墓暴く
- 恵いない→起き上がり確定
- 夏野狙われ次回どうなるの
では内容のほうにさくさくと移ろうと思う。
「起き上がり」の真偽を確かめるべく、動き出した夏野たち。
いくらその可能性があるからといって、そんなファンタジーレベルのことを確かめるために土葬した恵を掘り返すとは、今時の子供は考えることが違う。
黙々と掘っていく3人だったが、意外に深く埋まっていたらしく気づいたころにはちょうど良い感じに夜。
私なら怖すぎて一旦中止するのだが、3人は勇敢にも棺を開けてみる。と、恵の姿は当然ない。怖すぎる!
こうして起き上がりの存在を確信したかと思った瞬間、かおりが起き上がったどなたかにさらわれてしまう。怖すぎる!
うわー、かまれちゃうよー、というところで間一髪、追いついた夏野が意図せずして奴らの弱点である頭をシャベルで殴り、何とか危機を脱する。
確かに緊急事態ではあったが、どれだけ悪人だったとしてもいきなり頭を狙うのはどうだろう。
当然そんなことをしたものだから、最初は自分が殺したかと思ったようだが、よくよく調べてみると元々死んでいたということに気づき、あえて人に見つかるように恵がいたところに運んで土をかける3人。
なんと浅はかだろう、こんなの確実に復活→復讐鬼と化し狙われるフラグじゃないか。
なにはともあれ、こうして3人は起き上がりの存在を確信し、村で今起こっていることが何なのかを知るのだった。
そして翌朝、恵の墓の前に3人が行ってみると、昨日襲ってきた起き上がりの姿は当然無い。
このままやつらの好きにはさせておけない、ということでこちらから行動を起こそうということに。
起き上がる前に殺るという逆転の発想から、亡くなる→埋める→すぐ暴く→殺るという作戦を考え付く。
これ暴いたらもう起き上がってましたとかになったら、私なんかは怖すぎて腰抜ける&失禁してしまいそうだ。
一方、そんな夏野が鬱陶しくなったのか、あちらさんも黙っているわけもなく、夏野の家に直接刺客的な者をよこす。
その刺客がまた不気味で幼稚園スタイルの女の子が、日本人形のようなものを使って腹話術するというね。
しかし、肝心の夏野は亡くなった人を先にやっつけちゃおう大作戦のため留守にしており、夏野の父が対応するのだが中々鋭い方のようで彼女がおかしいと気付き家に入れようとしない。
しかし、ママさんは人が良い方のようで、子供のすることだから、と様子のおかしい園児を夏野の部屋に入れてしまう。
どうなる父母!そしてどうなる夏野!!という非常に良い引きを作ったところで今回の話は終わった。
このアニメ、最初はベタだしテンポが悪いしで見ていてじれったくもあったのだが、最近の数話は確実に面白くなってきていると思う。
時期も夏ということでちょうど良いし、B級ホラーアニメとしては中々に優秀な部類に入るのではないだろうか。
村で起こっていることを2人(夏野と敏夫)が別のアプローチから把握していく様や、起き上がった側の様子など、見ていて気になるところが沢山あるのも良い。
あと、そろそろ徹が起き上がるんじゃないかと思っているのだが、彼がどういうポジションに就くのかも非常に気になるところである。
次回に期待。