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オオカミさんと七人の仲間たち 第9話「おおかみさんと毒りんごが効かない白雪姫」(ネタバレあり)


忙しい人のための3行説明いくでがんす。

  1. 腹違いの姉である姫乃とギクシャクしている林檎
  2. プールで姫乃が溺れたことで、距離を縮めるきっかけを得る
  3. お姉ちゃん!(抱きっ)でめでたしめでたし


では内容いってみよう。


冒頭、我々がやったら確実に通報されるような感じで、ミス御伽学園コンテスト1位という肩書きを持つ白雪姫乃を、陰からじっと見つめる林檎。

一方、亮士と涼子は、そんな姫乃の弟&妹計7人の面倒をみるという、まるで保育士のようなことをしていた。

と、いうことで今回は姫乃について、というか姫乃と林檎の話らしい。

2人の間に何かありそうなのだが、事情がまったくわからないという視聴者の気持ちを汲み取ったのか、亮士が林檎に質問する。

林檎と姫野の関係は何なのか。

林檎が語り始めたかと思ったら、唐突に林檎の子供のころの回想シーンへ突入する。また回想か・・・。


幼いころ母に連れてこられたお屋敷にて、大事な話があるという母を1人で待っていた時出会った少女。その名も姫乃。

そんな幼女2人がじゃれ合う様子がしばらくお送りされ、全国のロリコンどもがお腹一杯になったところで2人の関係が明らかに。

実は姫乃は林檎の腹違いの姉らしく、林檎の母が姫乃とその母を追い出した結果、父と母に連れてこられたこのお屋敷で暮らすようになったということらしい。

それは気まずいわな。


ということで、そんな2人の仲をどうにかしようと、御伽銀行の面々と姫乃+αでプールに訪れる。

萌えアニメ恒例の水着姿を十分堪能したところで、ウォータースライダーやら流れるプールやらではしゃぐ皆さん。

そのまま終始はしゃいで終わるというのもある意味シュールで良いのだが、そんなわけもなく。

プールで姫乃の弟が溺れ、それを助けに行った姫乃が何故か一瞬で力尽きタイタニくる。(ディカプリオ的な意味で)

確かに水深はそれなりにありそうだったが、波もなければ流れもなさそうな場所でなぜいきなり溺れたのか。

それは恐らく、姫乃が普段弟、妹達のために働いているため疲れがたまっており、そのせいで足がつってしまったからだと思う。


話がそれたが、そんな姫乃をイケメンモードの亮士が助け出し、それを物陰から見ていた林檎が慌てて駆け寄ってきて人工呼吸→あっけなく蘇生。

こうして緊急事態が発生したことで、姫乃とゆっくり話をするきっかけを得た林檎。

話してみればなんてことはない、実は林檎だけが気にしていたらしく、姫乃はそんな林檎をやさしく受け止める。


さて、場面変わって理事長室。ここでまた新事実が発覚する。

御伽銀行に3年間勤めると、好きな願いを3つ叶えてくれるらしい。もはや一学校の理事長が持つ権力のレベルを超えている気がする。

で、それを前借しようとする林檎。

残りの2年きっちり勤め上げること、2つの願いはいらないことを約束してまで叶えたかった願いとは、姫乃が大学の特別奨学金を取得すること。

うむ、良い話だ、良い話なのだが・・・。



というわけで、今回の林檎と姫乃のお話。

内容的にはハートフルで良かったと思うのだが、もう少し両者の心情を細かく描写して欲しかったかなあと。

余りにも表面的過ぎて、いまいち感情移入しづらかったというのが正直なところである。

まあ、最後に少しだけ涼子のニヤニヤタイムがあったから良いけどね!(結局それか)