世紀末オカルト学院 第8話「まんま亜美〜ヤ! / Mamma AMI〜ya!」(ネタバレあり)
例え求められていなくても止めない、忙しい人のための3行説明。
- マヤと亜美、まだ喧嘩中
- チュパカブラに亜美さらわれる
- 皆で助けに行き、マヤと亜美仲直り
はい、では早速内容に切り込んで行こうと思う。
先週、思わずうとうとしてしまうような亜美パパさんの茶番によって、マヤ切れる→亜美マヤをビンタする→パパさん亜美をビンタする→ぐっちゃぐちゃ。
で、次の日学校にて当然険悪なムードの二人。
放課後皆神神社にて待つとマヤに言い放つ亜美を見て、この喧嘩がそれほど引っ張る感じではないことを悟った。
さて、その喧嘩の原因であるUFO騒ぎだが、その時あった牛の死骸はパパさんたちの仕業ではなかったらしい。
そこでマヤは文明を駆り出し、改めて調べてみるとなにやら変な痕跡が。
一方亜美。
マヤに言い放った通りちゃんと待っていたのだが、当のマヤは牛を調べていたので完全に放置プレイ。
普通この場合マヤが間に合わずに余計こじれるというのが定石なのだが、なぜかそのままちゃんと待っていて、しかもアホの子こずえによって2人きりにされてしまう。
しばらく気まずい雰囲気が漂うも、なんとなく仲直りムードへと移行す・・・るかと思ったらアホの子が怪物をつれてきてぶち壊し、その親玉に亜美が捕まり血をちゅーちゅー吸われつつさらわれる。
それを呆然と見つめる2人、確かにこんなものトラウマになる以外の何物でもないのだが、それでも一切助けようとしないその姿は、到底親友同士には見えなかった。
亜美をさらった怪物は「ヤギの血を吸うもの」という意味を持つ、中南米の未確認生物らしい。
未確認なのに何故というツッコミは置いておいて、相次ぐ牛の不審死もこいつのせいらしいのだが、もう連れ去られた時点で手遅れな気がするのは私だけだろうか。
とはいえ、物語の進行上助けに行かないわけにもいかず、途中文明を流れ作業のように拾ってJKのダウジングによって現場へ急行するマヤ一行。
いかにもなところに到着するやいなや、早速現れるチュパカブラ達に自然と対処する面々。この人たちちょっとおかしいと思う。
しかし余りの数の多さに、とりあえずマヤだけでもという男共のセリフが、総じて死亡フラグを立てているのを突っ込んでいくマヤ。流石アニメノチカラは伊達じゃないね!
こうしてマヤだけが先に行き、何故かまだ無事だった亜美を救出するも、ただで帰してくれるわけも無くラスボスのでっかチュパカブラが登場。
したかと思ったら残ってちっさチュパカブラを倒していたはずのパパさんが現れ、一瞬で倒してしまった。パパさん雑魚倒しすぎてレベルが上がったんだろうか。
雨降って地固まる。
映画で言うところの危機的状況に陥ったことで、亜美とマヤも仲直り、きれーに丸く収まった。
今回は、オカルトを普段あえて避けていたマヤが、少しだけ歩み寄ったような回だったと思う。
相変わらずこのアニメに出てくる登場人物が、オカルト現象に対して受け入れ態勢が整っていることに違和感を覚えるが、きっと皆大らかな性格をしているのだろう。
余りにも非日常すぎて、たまにこのアニメの趣旨(ノストラダムスの大予言を回避)を忘れそうになるが、文明の写メでかろうじて毎回ゴールを意識できているような気がする。
とはいえ、オカルトというシリアスと、たまに入れるシュールな笑いの絶妙さは中々のものであり、実は次回が楽しみなアニメの一つとなっていたりいなかったり。