あそびにいくヨ! 第7話「およぎきにました」(ネタバレあり)
忙しい人のための3行説明。
- 海に行く
- 犬のメカに攻撃される
- あっさり勝つ
これで大体の説明はできている気もするが、一応間にも色々あったので掘り下げて書いていく。
夏休みが終わり今日から2学期。
ベタ中のベタではあるが、転校生としてエリスが騎央のクラスに転入してくる。
同じクラスに真奈美、アオイもいるのだが、治外法権云々の話はどうなったのかが非常に気になるところである。
しかもこれだけでは終わらず、アントニアなんちゃらまで転入してくるから驚きだ。
使い捨てキャラかとおもったらまさかのレギュラー入り、金持ち猫耳幼女というマニアックな設定から、一部の層に配慮した結果なのだろう。大きなお友達は色々な人がいるからね。
そんなわけで、一気に華やかというかおかしな集団となってしまい、周りの注目の的になる騎央たち。
猫耳宇宙人と、猫耳をつけた幼女、その周りにメイドさん2名ともなれば、いくらまったりとしている沖縄の人でさえ注目しないわけがない。
しかしその状況がどうにも苦手だという騎央に配慮して、人払いに銃をちらつかせるメイド2名。沖縄に銃刀法って適用されてないんだろうか。
こんな感じで新学期早々おかしなことになっているわけだが、学校が始まってどう海とつなげるのかと思ったら映像部の合宿で行くらしい。
というわけで海。
もはや萌えアニメでは恒例となっている水着お披露目と相成ったわけだが、巨乳が多いこのアニメでいくら差別化を図ろうとしてるからといってえぐれ過ぎだろアオイさん。
しかも、水着でエロ分は補完できたでしょとでも言わんばかりに、海で遊ぶ描写一切カットというのは中々に斬新だと思う。
何を生き急いでいるのか知らないが、そんなこんなでさくさくとバーベキューのシーン(夜)になり、ここでアオイが行動に出る。
騎央から話があるといわれ連れ出したわけだが、人気のないところまできて告白と思いきや戦い方を教えて欲しいという騎央。
この手のハーレムアニメなら主人公が鈍感というのは王道なのだが、それにしても女の子に戦い方を教えて欲しいというのはいかがなものだろう。百年の恋も冷めそうな勢いである。
当然アオイはショックを受け、一人になって落ち込んでいるところにある意味絶妙のタイミングでエリスが登場⇒プチ修羅場。
そしてそこに空気を読まず登場する、やけに偉そうなしゃべり方をする幼女。誰だこいつ。
と、いきなり攻撃を受ける騎央たち。もう何がなにやらといった感じである。
この強引な方向転換、このアニメは一回戦闘シーンを入れないと気がすまないのだろう。ハーレムバトルアニメというジャンルがあるなら確実にそれである。
しかも入れたがる割にはあっけなく終わるという雑さが、もはや癖になりそうで怖い。
ということで流れ作業のように犬のロボットによる攻撃をかわし、場が落ち着いたところで気になるのは幼女の存在。
戦闘が終わって余裕が出てきているはずなのに、誰も彼女に対して触れないのだが、これはきっと女の子が増えすぎて気にならなくなっているからだろう。慣れって恐ろしい。
今回は恐らくアオイの心情と、海がメインの回だと思うのだが、いまいち進展した感じがしなかったのが不思議である。
一応真奈美の心境にも変化が訪れていたり、新キャラが登場したりと状況が色々と変わってきているはずなのだが何故か。
これはきっと、ハーレムゆえの弊害なのだと思う。
やはり個別ルートだと主人公の心境にも変化が生じるので進展している感じがするのだが、ハーレムルート(予想)だと主人公の心境に変化を生じさせてはいけないのでいまいち進んでいる感じがしないのだろう。
こんなことを真剣に考えられる辺り、今日も日本は平和です。