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オオカミさんと七人の仲間たち 第8話「おおかみさんとねずみの嫁探しとやっぱり豚はこういう扱い」(ネタバレあり)


現在恒例化しようと密かに目論んでいる、忙しい人のための3行説明。

  1. 金持ちからの婚約者探しの依頼を受け
  2. 候補者を探すも執事が尽く切捨て
  3. 結局幼馴染こそ至高


正直本当にこれだけで説明し尽くした感があるのだが、もう少し内容を詳細に見ていこうと思う。



冒頭映画風に予告がお送りされたのだが、OP後になかったことにされるし、最終的に夢オチと変わらない処理のされ方をするので言及するのを避ける。

ということでOP後、話の導入である依頼の話に。

ねずみチュー太郎という、普通の子供なら親を恨まずにはいられない名前の(ほぼ)12歳の少年が、婚約者を見つけるという話らしい。

もしかしたらこの名前、親がウッチャンファンだからつけたのかもしれないが、それにしても酷い名前である。


早速候補者探しに移るいつもの固定メンバー(涼子、林檎、亮士)とチュー&執事。

しかし、候補者に会うやいなや、次々に執事が暴言を吐くため全く決まらない。

途中サブリミナルのように超電磁砲の4人が映ったりもしたが、こんな演出でヲタクが喜ぶと思ったら大間違いである。誰が一時停止なぞするものか。


という茶番が3分の2ほど繰り広げられたところで、最終的にはおっぱいこそが至高という中学生みたいな結論に達する執事。

が、それも重力によりいずれは垂れるという、誰しもが目を逸らし気付かないフリをしていたことを言い、貧乳最強説を提示する執事。

こんな感じで終始勝手なことを散々言いながら、やはり一番の条件は「幼馴染」だと言い出し、物語冒頭からちらちら見切れていた幼女が登場する。

で、結局幼馴染であるその幼女と、チュー太郎がイチャつきだすという近年まれに見る茶番が繰り広げられ、今回の話は終わった。



今回、びっくりするぐらいの波風の立たなさだったわけだが、それよりも見ていて心配になることが一つあった。

この話では、候補者である女性に対して執事が訴えられてもおかしくないほどの暴言を吐いているのだが、そのアフターケアとして頭取がケーキ(甘いもの)を買い与えるシーンで物語が締められている。

これは女性に何を言ったところで甘いものや好きなものを買い与えれば何とかなるという、「女なんて扱いやすくて単純だよな」と間接的に悪口を言っていることに繋がりはしないだろうか。

これを見たフェミ団体が、顔を真っ赤にして抗議の電話や殴り込みに行かないことを願うばかりである。