GIANT KILLING #14(ネタバレあり)
前回まで、長きに渡り激しい試合が行われていたのだが、今回はどうやら小休止というかつかの間の休憩タイム的な回だった。
目線を旧サポーターのおっさん達(吾郎・シゲ)と、広報の残念なヒロインである永田有里という2つの視点から物語りは進んでいく。
まずおっさん達、グランパレス戦の劇的な勝利によって、また昔のようにETUを応援しようと仲間を集め始めるのだが、そう上手くはいかないようで。
おっさんたちの戦いはこれからだ、という感じだった。
さて、肝心のETU。
勝ったことでファンが増えたらしく、いつもはガラガラの練習場付近にはW杯のときの私のようなにわかがうようよとしていた。
しかし、そんなにわかたちを気にすることなく、黙々と練習をするETUの選手達。
「俺達は弱小なんだよ、調子に乗ってる暇はないんだ」
そこにシビれる!あこがれるゥ!
一方広報活動に奔走する有里。
上司にうちの娘とは違ってよく働くねといわれ、自分が女としての楽しみを謳歌していないのではないかという疑問を抱いてしまう。
ん?これは永田有里の憂鬱?
と思ったら、そこまで引きずるような話ではなかったらしくすぐに復活。
って過労で倒れた。いや、貧血だった。
こうしておっさん達は仲間集めが中々上手くいかず、有里は仕事に行き過ぎて自分を省みず。
共になんだか残念というか暗い感じになっていたのだが、そこはやはりサッカーアニメ。
爽やかがモットーといわんばかりに、最後にちゃんと明るい感じに終わらせてくれた。
まず有里。
結局無茶がたたっての貧血ということで、皆に心配をかけるから帰れといわれ落ち込む彼女。
その帰宅途中、彼氏と待ち合わせしていたOLと自分とを比較し更に落ち込むかと思いきや、逆にやる気が出たらしくまた職場に戻る。
んでそこにいた達海と彼の活躍していた頃の思い出を語りあい、というか一方的に達海に語り、最後はスッキリとしたご様子だった。
ちなみにその思い出回想シーンで幼少期の有里が出たが、自分でもビックリするぐらい萌えなかった。
お次はおっさん達。
結局商店街の面々からは軒並み断られ、落ち込む吾郎だったが最後に写真屋のヤマさんが参加してくれることになったらしい。
良かったねおっさん!
こうして選手だけでなく、サポーターやスタッフも一丸となっていく初めの一歩というか、下地が出来ていく様子が今回は描かれていた。
で、来週は気持ちも新たにまた次の試合がお送りされるのだが、そこでまたひと波乱ありそうである。
新しい選手の登場に、世良に何かあるようなないような・・・。
相変わらず飽きさせないでくれるぜこんちくしょう!