GIANT KILLING #13(ネタバレあり)
さて、前回の椿の活躍により1−0となったETU。
色々な人がこのままじゃ終わらないフラグを立てており、まだ何か起こりそうな様子である。
しかも、板垣が覚醒したことでなんだか雲行きが怪しくなってきており一体どうなることやら・・・。
試合が始まってからずっと板垣を完璧に抑えていた黒田も、そんな雰囲気に押され気味だしね。
というわけで、なんだか開始からずっとグランパレスの攻めの描写ばかり。
こりゃまた振り出しに戻るのか?
と思っていたら、そんな空気を一刀両断するがごとく、今試合で絶好調の椿がナイスカットを見せる。
そして椿のプレーに触発され、皆が良い動きをしているではないか。
あれ、椿ってこんなに良い選手だったっけか。
今まであれだけ弱々しかったのに、なんだかスター選手のようである。
その椿、どうやらまたフリーザでいうところの第二形態に変身したらしく、やけに周りが良く見えるとのこと。
この現象は一流選手が試合中、総てがスローに見えるっていうあれだろうか。
そのスロータイムで、「少しは大舞台に慣れたのかな」的なことを言っていたが、試合中にそれだけ考えられたら間違いなく慣れたんだと思う。
こうしてまた一段階成長した椿、カルロスをあっさりと抜くという神がかったプレイをする。
椿うめえ(笑)と思いきや、そこで全員抜けたらそれこそアニメ(まあアニメだけど)、ディフェンダーに阻まれてしまい、ボールはあらぬ方向へ。
と、まるでデジャヴュのような光景が映し出され、後ろから詰めていた王子がおいしいところを掻っ攫っていった。
結局その後もその流れは変わらなかったようであっけなく試合終了、ETUは2−0で名古屋グランパレスを下し初勝利を収めたのだった。
が、負けたにせよ敵だった板垣もどうやら何かを得たようである。今後また対戦する時が楽しみだ。
達海曰く、「次ぎやる時はもっとこてんぱんにしてやんよ」らしいけどね。
関係ないが、ブラジル人トリオはまたどこかの機会で出して欲しいほどに良いキャラをしていたように思える。
椿とのやり取りとかでかなり和んだのは私だけではないはずである。
さて、1クール分としては非常にきりの良いところで終わったわけだが、どうやら総集編はやらないらしい。
どこまでこのアニメは頑張るんだよ、とかなり嬉しい気持ちになったが、その反面少し暗い気持ちにもなった。
総集編でお茶を濁さずアニメを提供するスタッフ、(アニメとはいえ)勝って余韻が残っているのにもう次に向けて練習する選手達・・・
俺、何やってるんだろ・・・