WORKING!! 12品目「なぜか!?の決戦前夜。種島の恩返し」(ネタバレあり)
前回、伊波ちゃん(とついでに山田)が小鳥遊に行き、まあ色々とあったわけだが、そのことを小鳥遊はぽぷらに隠したいらしい。
なんでも、家に残念な姉がいることなどがばれるのが嫌らしいのだが、そんなことでぽぷらに疎外感を味わわせてもいいのだろうか、いやよくない。
そんな小鳥遊の態度を受けて、自分は嫌われてしまったのではないかと、女装をせがんだのがいけなかったのではないかと落ち込むぽぷら。
と、そこに何故か丁度良く小鳥遊の生徒手帳が落ちているではないか。
しかも中には定期が入っているではないか。
というわけで、回避しようとしてたのに結局小鳥遊の家に来てしまったぽぷら。
インターホンを鳴らし出てきたのは残念すぎる姉こと梢ではなく、一枝だったのだが、家をたずねてきた初対面の人をおもむろに抱きしめている時点で、梢と余り大差ないような気がする。
そして続々と集まってくる小鳥遊家の面々、そこにいた梢に対して常連の酒乱さんってさらっと失礼なこといいますねぽぷらさん。
こんな感じでなんだか久しぶりにぽぷらが活躍しているのを見て、なんとなく微笑ましい気持ちになってしまったのは何故だろう。
萌えじゃなくて愛でる対象へと変わっていたというのか、知らずしてなされた心境の変化に驚きを隠せなかった。
さて、こうして結局小鳥遊家に行ってしまったことで、小鳥遊が何故自分に隠し事をしていたのか、そのくだらない理由を知ってしまったぽぷら。
そんないじけているぽぷらは小鳥遊の言うとおり確かに可愛い。
持ち帰りたくなる気持ちもよくわかる。
ここに来て私の中でぽぷらは完全にマスコットというか、愛でキャラへとジョブチェンジしたわけだが、可愛いだけじゃないのよこの子、すごく良い仕事するの。
小鳥遊が何でもするから許してくれといったことに対して、伊波ちゃんとデートしてあげてって中々いえませんよあなた。
まあなにより、普通はここまで直球だと気づかないわけが無いのだが、そこを気づかないという鈍感力を持つ小鳥遊にだからこそいえたのかも知れないが。
それにしてもいくら伊波ちゃんのことをなんとも思ってないにせよ、ちゃんとデートと銘打たれているのに何も感じないのは流石にどこか壊れているんじゃないだろうか。
一方、伊波ちゃんの方はというと好きな人とデートできるわけで、嬉しいことは嬉しいようなのだが殴らないかがかなり懸念事項らしい。
で、ぽぷら達に泣きついて出てきた案がロープでぐるぐる巻き・・・
なんだか愛でる対象を通り越して、ぽぷらは若干アホの子みたいになってきたな。
というか仕事中にこの人たちは何をしているんだろうか。
こうしてぐるぐる巻きにされた伊波ちゃん、小鳥遊のところに連行されるも、どうやら彼も一度この方法を考えたらしい。
が、手がダメなら足、ということを想像し断念したそうなのだが、実際足が出たわけで。
結局伊波ちゃんは何をやっても攻撃してしまうことが判明し、また落ち込む伊波ちゃんに対してまた小鳥遊が畳み掛ける。
「そんなこと分かってますよ、分かった上でOKしたんです。だから伊波さんは気にしなくて大丈夫です。」
オ、オトコマエ・・・
こうして伊波ルートが確定してから早数話、遂にやってきましたデート回。
初めてのデートに何を着ていけば良いのか、何を持っていけば良いのか、何をすれば良いのかと前日の夜にテンパる伊波ちゃん、完全にヲタクのツボを分かっていらっしゃるご様子。
デートの参考に恋愛小説を読むというベタなことまでやってくれるサービス精神に、おっさん頭が上がりません。
どうやらデートは次回に持ち越しのようで、なんだかどんどん盛り上がってきてるなWORKING!!。
小鳥遊は殺されるんじゃないかという意味で心の準備をし、伊波ちゃんは純粋に好きという気持ちから別の意味で心の準備をし、私達は萌え死なないように心の準備をし。
来週のデート回、誰かに何かが起こること必至である。特に我々にね。