Lawless Area

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Angel Beats! 第11話「Change the World」(ネタバレあり)


前回思惑通りユイを消すことに成功した音無、「次は誰にすっかなー」とかもう悪い奴以外の何者でもない。

と、そこに前回横からおいしいところだけ掻っ攫っていた時の人、やんよ日向が登場。

案の定音無のやっていることを理解していたらしく、協力を申し出る。

それに加えて、一緒に登場した残念なギャグ要員である直井もまた音無に協力を申し出る、というか音無を日向と取り合う。

って何故日向にまで音無フラグが立ってるんだよ、ユイと結婚してやんよじゃなかったのかよ。


こうしてどんどん腐向けアニメと化しそうになる流れを、まるで止めようとするかのように前回匂わせていた影が3人の前に登場する。

電脳コイルのイレギュラーを髣髴とさせるそのフォルムに、若干の愛らしさを感じてしまうがれっきとした新しい敵のようで。

天使ちゃんが味方っぽくなっちゃったから、新しく敵を作ったのだろうか。


天使ちゃんマジ天使!!

ということで、先ほどの影の化け物は何とか退治できたのだが、それが天使ちゃんの仕業かどうかゆりが調べている途中でまた校庭に、しかも大量に影が発生。

襲われている野田、椎名、TKを助けるべく降り立った天使ちゃんの姿はまさしく天使だった・・・その描写が必要だったかといわれると微妙ではあるが。

迎撃していく中で、NPCが影になっていたことを目撃するゆり、これはまた何かありそうである。


なんて思っていたら案の定、あの影は取り付いた人間を地面へと引きずり込むらしいということが、高松のあっけなさ過ぎる犠牲によって判明する。

うーん、死なないという緊張感のなさをなくすために作ったのだろうか。

と、思ったら消えるわけではないらしいのだが、NPC化するようである。

確かにこういう展開にしたかったのなら、前回ユイを真っ先に消したのも納得がいくというものである。

スタッフの愛ゆえに、といったところだろう。違うか。


こうした緊急事態を迎えてしまったことを受けて、ゆりは体育館にSSSのメンバーを全員集め今後の身の振り方をどうするかを各自にゆだねる旨を述べる。

その中の選択肢の一つとして、音無の考えに同調するのも良いだろうということで、音無に説明の場を設けるゆり。

おー、ゆりは音無の思惑に気づいていたのか、仮にもリーダーならそれぐらい当然ということだろう。今までなめていてごめんなさい。


このようにして、晴れて隠密行動というか後ろめたい気持ちもなくなり、ゆりと音無、天使ちゃん、日向、直井は腹を割って今後について話し合えるようになる。

その過程で天使ちゃんもゆり達となんら変わらないという流れになった時、天使ちゃんとゆり以外の3人が必要以上に驚いていたわけだが、むしろこっちが驚きである。

まさか彼女が天使じゃないって気付いてなかったとは・・・まあ天使じゃないけど天使であることに変わりはないんだけどね!

ということで、天使ちゃんの望みもかなえてあげないとなー、と言い頭を撫でる音無。

黙って頭を撫でられる天使ちゃんが可愛すぎてもう死にそうです!


一方、自分で勝手に考えろと言われたSSSのメンバー達、思い思いに考えているようだが単独行動禁止って言われてるのにみんな一人で悩むなよ。

と、みんなが悩んでいるうちにゆりはもう単独で動き始めており、なんだか死亡フラグがビンビンに立っている感じがして非常に心配である。

NPC→影という情報だけで犯人にかなり迫れるほどに賢いのならば自身の死亡フラグですらわかりそうなものだが、何故単独という一番死に易い方法をとるのか。

と思っていたらまたギルドかよ、ゆりにつっこませていたがそんなことしなくても見ている人がみんなつっこんだと思う。

これがしたくて2話だかで一見必要なさそうなギルドの話をやったのだろうか、お笑い芸人もビックリの壮大なネタ振りである。

というかそんなことやっている場合じゃない気が・・・ちゃんと終わるのこれ。