デュラララ!! 第22話「解散宣言」(ネタバレあり)
先週杏里があ法螺田に狙われたことが判明し、どうしようといった感じで焦る帝人で終わったわけだが、正直杏里は別に助けなくても平気なわけで。
いまいち緊迫感が欠ける中、帝人はダラーズのメンバーに助けを求める。
と、早速効果が現れ、いつぞやの探しものか何かをスケッチブックに書いてもらうねーちゃんが、杏里を逃がしてくれた。
まあ、このねーちゃんはねーちゃんで怪しいっちゃー怪しいんだけども。
そして、ここからダラーズの数の力がものを言う展開になっていく。
ビルの守衛もダラーズ、ウサギの気ぐるみを来ていた人もダラーズ、滝口、門田達、サイモンetc...
といった感じで次々と杏里を助けるべく人が入れ替わっていった。
いやー、こういうテンポが良い展開は面白い。
そして肝心の最後はもちろん帝・・・正臣かー。
これで安心かと思ったら、正臣、先週の臨也によるネタバレのせいで情緒不安定になっていたようで。
杏里の言葉に耳を貸さず、杏里が何を思って行動していたのかをわかろうともせず、一方的に杏里に詰め寄るという、大切な人を守るために立ち上がったはずがそれと矛盾した行動をとってしまう。
と、ここであの何事にも無関心だった杏里が感情を表に出す。これは結構良いシーンなんじゃないだろうか。
このようにして杏里は正臣とすれ違ってしまい、一人うなだれていると明らかにお呼びじゃない、空気の読めてないあ法螺田がまた杏里の前に現れる。
その上、杏里が行動したことによって事態が悪い方向へと傾いていっているといったような言い方をして、杏里を精神的に追い詰めるというウザさ。
いい加減こいつ死なないかなと誰もが思ったところに、池袋のフォルテッシモ、静ちゃんが登場。
そこにセルティも居合わせたがもはややることなどなく、あ法螺田の一件は無事幕をとじたのだった。
最後、セルティがそっと杏里にヘルメットをかぶせてあげるシーン、セルティの優しさが実によく表されておりディ・モールト最高だった。
その後、杏里は新羅の家に厄介になっていたのだが、なんだか夫婦の家に泊まっている親戚の子のよう。
最近は余り見ることの出来なかったセルティと新羅のやりとりは、やはり見ていてほっこりするな。
外では優しいお姉さんのセルティも、ゲームで上手くいかないだけですぐ黒い霧でくるんじゃう、みたいなギャップがまたたまらんですばい。
こんな感じでつかの間の平和が訪れた、かのように見えたのだが、正臣の不在によって暴走した黄巾賊によって静ちゃんが撃たれてしまう。
流石に池袋最強でも鉛玉は防御できないらしく、地に伏してしまう静ちゃん。
腐女子の悲鳴が聞こえてきそうだが、死ぬことはないだろうと思いたい。
一方肉体的に追い詰められた静ちゃんとは対照的に、精神的に追い詰められている正臣。
自分が一番守りたかった杏里には酷い言葉を浴びせ、もう1人の大切な友人である帝人には無視される。
非常に危うい壊れやすさを持つ彼は一体どうなってしまうのだろうか。
そう思って来週の放送を楽しみにしたいのに、何故予告で正臣復活フラグ立てちゃうんだろう。