Lawless Area

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いちばんうしろの大魔王 第10話「阿九斗の帝都大戦争」(ネタバレあり)


冒頭、前回はただけーなを助けに来ただけだったはずなのに、いつの間にか学園が魔獣の巣窟と化していた。これじゃあどっちが悪役かわかったもんじゃない。

しかも何故か周りが阿九斗を討伐するという雰囲気になっており、照屋家の傘下となっている絢子もまた例外ではなかった。

そんな絢子に歴代でも鞘から抜いたものがいないという伝家の宝刀が授けられたのだが、何故か抜き方をわかっているばあちゃんによって、「刀のして欲しいことを汲み取る」という非常に漠然とした条件が判明した。そこまでわかっていて何故誰も抜けなんだか。

関係ないが抜く抜くって連呼されてなんとなくエロスを感じてしまいました。ごめんなさい。


さて、そんな周りの動きとは関係なく、阿九斗は大和望一郎と戦闘を続けていた。

が、なんか良くわからない剣を、なんか良くわからない理屈によって転送し、阿九斗はその剣の攻撃によって深手を負ってしまう。

こりゃいかんと不二子が一旦戦術的撤退を決め込もうとするが、何故か望一郎の剣がエウレカの空中サーフィンよろしく変形し、追いつかれそうになる。

と、学園長が何故か阿九斗の味方をし望一郎を足止め。

その間にピーターハウゼンのところへ行く途中、何故か生徒会長がおり、彼女も阿九斗の味方をするらしい。

で、阿九斗は結局何がしたいのかというと、どうやら神を殺し世界のシステムを崩壊させたいとのこと。

うーん、何でこんな大事になってるの?


結局、本人はどう思っているかわからないが、阿九斗は魔王らしく振舞っており、阿九斗討伐のために集まった面々と対峙することを決意したようで。

心配するけーなに「大丈夫、すぐに帰ってくるから」と死亡フラグまで立ててるし、最終的にどうなるのかさっぱりである。

けーなルートかと思えば絢子にもきちんとフラグを立てておくし、もう彼というキャラクターが良くわからなくなってしまった。


わからないといえば、いきなり出てきたマナキャンセラー。

アレですかね、某アニメのニュートロンジャマーキャンセラーみたいなもんですかね。

望一郎とブレイブがこの能力を何の説明もなしに使っていた時は、流石にもう何も考えずに見た方がいい気がしてきたね。


まあ、1クールに詰め込みすぎたせいで良くわからないことになっているが、阿九斗自身が神になって平等な世の中を築こうってことなのだと思う。

彼自身が納得しなければ何回でもその体制を破壊すると思うので、それはつまり彼自身が神になることと同意なのではないかなと。

ついこの間までただのラブコメアニメだと思っていたら、いつの間にか大事になっていたためかなりおいていかれた感があるが、何とか頑張って付いて行こうと思う。

もういきなりけーなの様子がおかしくなっても気にしない、学園長と望一郎の間に何があっても気にしない、照屋栄子が何を考えていようと気にしない、気にしないったら気にしない!