Lawless Area

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デュラララ!! 第20話「黄天當立」(ネタバレあり)


前回ダラーズが本当に切り裂き魔の一件に関わっているのかを調べるため、門田達に接触を図った正臣。

お話の場所は非常に胡散臭いロシア寿司。

その中でも特に胡散臭いサイモンが持ってきたお茶、何故湯飲みじゃなくグラスなのか。

そんなある意味シュールというか面白空間にいる雰囲気が、正臣が門田の過去を穿り返したことで一変。

折った割り箸をテーブルの上に置いていた正臣の指の間にぶっ差したウォーカー。

こ、怖い・・・

それに対して非常にドライな対応をしている絵理華もまた怖い。

いつもラノベで萌え萌え言ってる2人だからこそ、こういう一面を見せられると余計に怖さというか不気味さが引き立つのだろう。

まあ、この展開、完全に厨二病と取れなくもないけれども。


こんな感じで話し合いは紆余曲折を経たのだが、結局はうざやに聞けという結論に達した。

そこに至る会話の中で、あのかませ犬臭のする金髪のチンピラの名前が、法螺田であることが判明。

名は体を現すということをこれほどまでに証明した存在はいないのではないだろうか。

この法螺田、やはり元ブルースクウェアだったようであり、最終的な抗争というか一悶着の引き金となりそうである。


さて、先ほど述べたとおり結局うざやに聞く羽目に陥った正臣、仕方なく電話しじかに話を聞くことに。

で、流石ウザさに定評があるだけのことはある。彼によって帝人がダラーズのボスだとことが正臣に知らされてしまう。

しかも、うまい事外観のみを伝え、いきさつやら現状やらを隠して、だ。

こいつのたちの悪いところは決して嘘はついていないというところである。

うまい事言葉で誘導し、相手に勘違いをさせたり疑心暗鬼に陥らせたりして、自分の思うようにことが運ぶように誘導する。私もカスだがこいつには負けるような気がする。


こうして杏里は正臣が黄巾族のリーダーだと知り、正臣は帝人がダラーズのボスだということを知ったわけで、お互いが内心疑惑というか相手に対してわだかまりを抱いたまま過ごしていくのだろう。

まあ、今のところ帝人のみが何も知らない状態ではあるが、知ってしまい疑心暗鬼に陥るもよし、知らないまま幸せそうに過ごし、正臣に不快感を与えるもよしといったところだろうか。

そして、お互いが抱いているこのモヤモヤが爆発したとき、最悪な状況が待っているということなのだろう。

かなり複雑になってきてはいるものの、初期の前フリがうまい事効いてきている為見ていてオラ、わくわくしてきたぞ。


ちなみに、先週の予告で出たドアラっぽいものはなんの関係もありませんでした。

過剰反応した自分が恥ずかしくてならない。