デュラララ!! 第19話「蒼天已死」(ネタバレあり)
前回黄巾族の集会現場を何故かその場に居合わせた杏里が目撃し、トップが正臣であることを知ってしまうというところで終わったわけだが、昨日の今日でまたトラブルに巻き込まれている杏里は呪われているのではないだろうか。
と、思ったら場面が変わって杏里の退院シーンへ。
?
ああ、またいつもの「数日前」のようである。
退院の際、杏里大好きっ子帝人と正臣が迎えに来たわけだが、正臣の雰囲気に違和感を感じる杏里。
「何だろうこの違和感は」みたいな感じでじっと正臣を見る様に、何故かとても可愛らしさを感じてしまった。あんなふうにじっと見られたら間違いなく惚れてしまうだろう、罪な女である。
そのあといつものチャットにて黄巾族とダラーズ、切り裂き魔の現状について話し合っているところへ、散々荒らしのような書き込みをしていた罪歌が登場する。
いや、みなさん普通に接してますけど、普通最初にまともな反応があったことを驚くものだと思うのだが、非日常の中で生活しているとそういう感覚がなくなるのだろうか。
まあ、それは良いとして、罪歌改め杏里が入室したことを利用し更に事態を悪化させようとする臨也。
うぜー。
今のダラーズと黄巾族の間にあるわだかまりは杏里の責任みたいな感じで追い詰めるのだが、そこは我らが愛するメインヒロインのセルティ。
内緒モードにてしっかりフォローし杏里を慰めていたのだが、その時の警察の怖さを語る様が非常に愛らしかった。
それに対して杏里が全体で返信してしまったため、恐らく臨也、もううざやでいいや、に気づかれてしまったと思う。どう思ったかはもはや知りたくもないが。
で、うざやに追い詰められ責任を感じてしまった杏里は、黄巾族とダラーズについて調べ始める。
罪歌の力を使うことで黄巾族のメンバーから正臣がトップであることを知らされ、しかもその正臣が杏里の敵を取るべく行動していることを知ってしまう。
それでも信じられなかった杏里は集会の場所を聞き出し、直接自分の目で確かめる→冒頭へ。
黄巾族の構成員に追い詰められ、杏里の能力ならばその場を切り抜けることも可能ではあるものの、正臣に自分の正体を知られたくないという思いから行動できない。
万事休すといったところで助けを求める杏里。
ここで帝人が来たら格好良いし確実にフラグが立つのだが、そう都合よくはいかず、というか帝人が来たら悪化するので来る筈もなく。
代わりに来たのが我らが姫、セルティ嬢。
あー格好良い、濡れる。
颯爽と現れ、颯爽と黄巾族の構成員を翻弄し、颯爽と杏里を救出するセルティ。
影でメットを作り杏里に被せて、しっかりつかまっててと言い、バイクを走らせその場にいた正臣とご対面。
そこで事情はわからないものの杏里の気持ちを察し、顔を見られないように配慮をするセルティ。
あーもう最高。
バイクを馬に変身させ、目線が合わないようにし立ち去ろうとするという機転の効き様は見事としかいいようがない。
これでようやくここから立ち去れるというところで、恐らく元ブルースクウェアの構成員であろういかにもなヤンキーが後姿に向かって鉄パイプを投げつける。
と、杏里がそれを一刀両断。
馬上の剣士って拳銃でも使わなきゃ太刀打ちできないだろ、ここは戦国時代ですか。
しかし、無事だったのは良いことなのだが、この杏里の行動が更に事態を悪化させることになる。
杏里≒切り裂き魔、それを助けに来たセルティ≒ダラーズ、つまり切り裂き魔=ダラーズという構図が黄巾族の構成員の頭に出来上がってしまったのだ。
不幸にも、杏里の行動が決めてとなり、これで抗争の準備が整ったというわけである。
数ではダラーズが、力では切り裂き魔が、行動力では黄巾族がといった感じだが一体どうなっていくのか。
今回うざやの話によってブルースクウェアが崩壊したあとに、構成員の何人かが黄巾族に入り込んだ事が発覚し、物語はますます複雑になってきている。
この最後の大爆発に向けての運び、もはや美しさすら感じてしまうが何だか信者みたいになってきたのでもう少し冷静になって見ようと思う。
が、楽しみだ。
あと楽しみというか予告にて気になったことが1つ。
!?
ど、ドアラ・・・?