Lawless Area

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B型H系 第8回「15話 わーーい、修学旅行だ!二人っきりになれなくて・・・/16話 俺、山田の事が、す・・・すったもんだの珍道中!」(ネタバレあり)


予告通り修学旅行回である。

普段教室で授業を受けるだけという日常から修学旅行という非日常へと変わることで、その高揚感から男女間に色々な変化が起きる一大イベント。

何だか毎回言っている気がするが、ものすごくうらやましい。


それは小須田も例外ではなく、姉の香月にそそのかされてとうとう山田に告白する決心を固めた模様。

一方の山田は京都ならではのラブホに想いを馳せる、こちらはいつも通りであるもののやはり意識はしているようである。

行きの新幹線の中ではカメラ係としてもはや雑用のような扱いを受ける小須田の様子に、2人きりなんて到底なれないと地団太を踏む山田。

そんな2人に気を使って竹下が2ショットで写真を撮ってあげると進言する。モテる女はやはり違うということか。

で、テレながらも並んで構える2人、ハイ、チーズの瞬間、真ん中に現れたKY女まみ。

あるある過ぎるがそれにしてもKY。あと何かあったときにB型H系の変な歌流すの止めろよ、嫌いじゃないけど。


結局その後も特に何かあったわけでもなくそのまま夜になってしまったのだが、修学旅行といえばこれと言っても過言ではないエロトークへ。

山田ノリノリで竹下を追い詰め、ぎゃあぎゃあ盛り上がっているところに先生が登場、を3回ぐらい繰り返していた。

先生部屋の前でスタンバっているとしか思えないんだが。


そんなこんなで1日目が終わり、2日目は座禅のシーンから始まった。

煩悩の塊である山田はもちろん警策で叩かれる。

小須田も煩悩にまみれているはずなのだが、初対面の坊さんにまで煮え切らないと言われ叩かれずじまい。

金城は強靭な精神力で内に秘めた煩悩を完璧に押さえ込んでいるらしい。

むしろこの3人をそこまで見抜ける坊さんがすごいわ。さぞ由緒あるお寺なんでしょうな。


その後坊さんが「人の煩悩は108つあるといいます。それらを捨て去ることで、己の真に求める道が見えてくるのです」と、悟りの境地への到達方法を説明すると、「己の真に求める道」にのみ反応した山田が“H”を想像。

見事悟りを開くことに成功し、ひれ伏す坊さん達。

ははあ、じゃねぇよ坊主ども。もうやだこの寺。


その後結局なにもないまま最終日となり、しかも残るは川下りのみとなってしまい、もはや告白など夢のまた夢。

2人とも半ば諦めてかけていたところ、ボーっと(というか悶々と)していた山田と、カメラ係の小須田が取り残されてしまう。

念願かなって2人きりになるも、小須田が気負いすぎてしまい話せない。

このときの小須田の未来予想図は男女の仲のタイミングの重要さがやけにリアルに描かれており、見ていて何故か悲しくなった。

危機感を覚えた小須田、やっと告白の決心がつくも、山田はこの現状に嫌気が差しており小須田を船から落とそうとする。まあ、わかっちゃいたけどいつも噛み合わないなこの2人。

良い子はマネしないでねってこれ見てる人のほとんどがもう縁のないことのような気が・・・良い大人の子はマネしたくても出来んのですよ。


そんなこんなで終始噛み合わずそのまま修学旅行から帰ってきてしまい、帰りの電車の中で小須田に愛想が尽きかけていた山田。

電車を降りてあとは家まで帰るだけといった感じのところで、まさかの小須田登場(電車に挟まれ顔だけが出た状態で)。

どうやらずっと追いかけて来ていたようなのだが、これまで子供を助けたり痴漢に間違われたりで接触できなかったらしい(電車に挟まれ顔だけが出た状態で説明)。

ん、今さらっとかなり重大なことを言ったような。

痴漢に間違われるって一歩間違えると社会的に死んでいたわけで、それをこともなげに言うなんてこいつ兵か。

そんな兵小須田の行為(好意)に、嫌が応にも期待が膨らむ山田。

(電車に挟まれ顔だけが出た状態で)ここで決めなきゃ男じゃないということで、ついに告白を試みる小須田。


「俺、前から山田のことが・・・俺、山田が、山田のことが、すっ!?すううううううう、すうううぅぅぅぅ、すぅぅぅぅぅきぃぃぃぃぃぃ・・・(小須田強制退場)」


えー。

まさかの告白途中に電車発車(電車に挟まれ顔だけが出た状態で)。

流石アニメ、現実にあったらワイドショーに取り上げられ、鉄道会社がバッシングを受けること必至である。

っていうか途中の障害物によって次の駅につく頃には首から上がない状態で発見されると思うのだが。


その後、小須田は気持ちが伝えられたと満足気、山田は微妙に聞き取れず半信半疑という感じになる。

でも状況証拠から「好き」と言っていることは明らかで、竹下にからかわれつつも疑惑を確信へと変える山田。

すると今度は意識しすぎてしまい、というか自分が本当は小須田のことをどう思っているかわからなくなり、学校で避けてしまう。

いや、お前中学生かよ。

それだけの美貌とセッ○スへの飽くなき探究心がありながらどこまで純情なんだ。

一方の小須田はそんな山田の行動を見てそれが答えだと思い落胆する。

2人の関係はどうなってしまうのか!?→次週へ。



今回の告白によってようやく次のステップへと進めそうである。

修学旅行という共学校にとっての一大イベントを使って、2人の仲を進展させようとするのはとても自然で良いですな。

また、ぎりぎりまで、というかほとんど修学旅行が関係なくなった段階での告白も、ヘタレの告白という点でとてもリアルだった。

だが、あの小須田の行動を見ているとどうしても昔の自分を思い出してしまい嫌な気分になる。

卒業間近になって告白しようと思い、意中の子が友達と別れるまで後を追いかけていたあの頃。

どう見てもストーカーです。

嗚呼、思い出すだけでも死にたくなる。

しかも結局散々機会をうかがうも、中々友達と別れる様子がなかったからその友達の前で告白したっていう要領の悪さ。

うん、若くないとできないな。

死にたい・・・