Lawless Area

誰に向けるでもなく情報をお届けするブログです

荒川アンダー ザ ブリッジ 7BRIDGE(ネタバレあり)


先週の流れを引き継ぎ、橋の下にて学校を開校したリクだったが悲しいことに生徒は鉄人兄弟とニノの3人だけ。

それでもめげずに荒川の変態どもを真人間か計画を実行すべく常識を彼らに植え付けようとするも、そもそも授業を始める前にする「起立、礼」を教えるにあたり、そもそも常識って何?というアンビリーバブルな展開に。

それすらもめげずに「起立、礼」をわかりやすく「けじめ」と言い換えたのだが、ステラが別の意味の「けじめ」を教えてしまっており何だか変な感じになっていた。

そんな感じで冒頭から四苦八苦していたリクのもとに、村長と星が冷やかしに。

なんだかんだいってお前らリクのこと好きなのな、素直じゃないが素直になられても気持ち悪いからそのままで良いと思う。

跳んで火にいる何とやら、村長にも常識を植え付けようとするも逃げられ、星は星で明らかに地雷とわかっているのに「リクの授業と俺のライブどっちとる?」と質問し死亡。

その上ニノが何故リクの授業に参加しているかをリクが問うたところ、


「恋人のお前に興味があるからだろ」


という聞いているこっちが恥ずかしくなるような台詞を臆面も無く言われ、リク赤面、星シャウト。

やはり星はオチ要員として非常に良い働きをするな。


そんなこんなで全く授業になっておらず、試行錯誤した結果生徒の興味を引くような授業にしようと磁石を使ってみるリク。

当初の常識うんぬんはどこへやらといった感じだが、意外にも鉄人兄弟の興味は引け、というか引きすぎてしまい何故かスペアの鉄仮面を被らされていた。

この後もペットボトルロケットで興味を引こうとしたらニノは電波勘違いをし、ステラには邪魔されシスターにも邪魔(?)され、一向に授業にならない様子に段々見ていてもやもやしてきてしまった。

やはりこの非常識集団を相手に普通の授業を展開しようというのが間違いだったのだろう、何か特殊なことを教える独特な学校じゃないときっとこれからも授業が進まない気がする。


スタッフもいつまでたっても授業にならないリク学校に愛想をつかせてしまったのか、場面は変わってP子とリクのやり取りに。

ドジという客観視している分には可愛い属性を持つP子に、何度も殺されかけるリク。

かなりベタなやり取りだけに、神谷さんのツッコミが光っていた。

と、そこへ存在自体にツッコミを入れたくなる村長が登場。

P子はこの変人が好きらしいのだが、一体どこがいいのか。まあ、良い人そうっちゃー良い人そうなのだが。

いや、でもやっぱりおかしいのではないだろうか、だってこの河童、頭の皿を回すと髪の毛が伸びるというではないか。

右に回すと伸びて左に回すと短くなるって、中の髪の毛はどれだけの長さなのだろう・・・

そんな落ち武者化した村長、テンションが上がってきたらしく、みんなにも見せてこようっと♪とその場を去って行った。

で、その村長の行動にP子が動揺、「みんなが村長の格好良さに気づいてしまう」とかまさに恋は盲目とはこのことである。

だが、P子の村長に対しての想いは中々に考えさせられるものがあった。


「非常識って何?他の人と違うところ?だったら村長は確かに非常識だわ、誰よりも非常識。非常識だけど、非常識な生き方にブレがない。なぜならそれが村長の中で一番、本物の生き方だからよ。自分の中の本物を貫けるって、格好いいでしょ?」


そしてここにも考えさせられた人間が一人。リク、常識が何なのか分からなくなるという哲学的なドツボにはまってしまう。

気の毒に、もう彼は戻ってこれない気がする。



というか、P子の迷台詞も気にはなったが、それよりもあのEDの入り方なんなんだよ(笑)