Lawless Area

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閃光のナイトレイド 第6話「乱階の夜」(ネタバレあり)


今更ながらに見ていて思ったのは、このアニメは歴史に強くないと面白くないということである。

このアニメの楽しみ方は2通りあって、1つ目は上述した通り歴史に詳しい人が「ふんふん」といった感じで頷きながら見る場合。

で、2つ目がキャラクターに関するエピソードやら戦闘やらを楽しむという、キャラに感情移入して見る場合である。

しかし、前にも書いたと思うがこのアニメは少々説明不足なところがあり、公式HPを見てようやっと概要を把握できるほど言葉が足りない。

よってキャラクターが何を考え、どういう背景があり、何故今の組織に属しているのかなどがさっぱりわからないわけで、そうするとどうしても2つ目に上げた楽しみ方が出来ず置いてきぼりをくらってしまう。

それは今回の話にも当てはまることで、葵が日傘を差した女性を町で見かけて必死に追いかけるシーンでもなんとなく「ああ、あの死んだ婚約者だったっけ?それを追いかけているのかな」というどこか第3者的な(もちろん視聴者という時点で第3者ではあるのだが)視点でしか見られなかった。

普通ああいうシーンだとハラハラするというか、「え?嘘だろ?だって死んだはずじゃないか!!」というどこか当事者のような気持ちになれるはずなのに、だ。


そうなるともう上述した1つ目の楽しみ方しか残されていないのだが、残念ながら私は歴史がさっぱりわからない。

中学の時に社会が苦手で私立受験を決めるというぐらいの駄目っぷりなので、当然この作品で言っていることもなんとなくしか分からないわけで。

この2つの楽しみ方が駄目だとなるともはや八方塞なので雪菜に逃げるしかないのだが、いかんせん中の人の滑舌が余りよろしくないせいでどうしても生きたキャラクターという感じがせず素直に萌えられない。

今回のボーイッシュな格好なんて明らかに狙っているのだろうが、まさに絶好の萌えチャンスだったのに・・・

やはり餅は餅屋というか、アニメやドラマの吹き替えは本職の方に任せるべきである。

そうすればお互いに傷つかないのだ、やっている方も一生懸命にやったところで本職と比較され、聞いているほうも内容に集中できずにがっかりすることもなくなるし。

これは韓国ドラマのアイリス等でも言われていると思うので、気持ちの悪いヲタクだけではなくきっと多くの人が分かってくれると思う。

うちの母もどっちも下手なことに変わりは無いけど、イ・ビョンホンの声優は前の方がまだ良かったって言ってるしね。