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閃光のナイトレイド 第4話「カメラと包子(パオズ)と野良猫と」(ネタバレあり)


今回は小休止というか、いわゆるギャグ回に相当する内容だったように思える。

が、いまいち要領を得ないのはそんなに面白くなかったからで、もしかしたら葵と葛のコンビネーションというか、関係性みたいなものを描きたかっただけなのかな、とも思うのだ。

風蘭に店の料理の写真を依頼されて、それぞれが競うように別の視点で写真を撮るというシーンや、その写真を入れた鞄を探す際の調査方法、犯人と思しき集団に対するアプローチのやり方や、猫を追いかける際のルートの確保などなど。

2人の対照的な姿をこれでもかというぐらい描くことで、それぞれの良さを表したかっただけなのかもしれない。だって笑どころ全く無かったんだもの。

これが今後の任務にどう影響するのかはわからないが、というか恐らく何の影響も無いだろうが、この回は必要だったのだろうかと首を傾げてしまう。

もし2人のこういった姿を描きたかったのなら、その前に2人の関係性を崩しておいて、お互いがお互いを蔑むというか必要の無い人間だと考えるに至るような描写から、今回のような試みをしたのち、お互いの良さを改めて認識する、みたいな流れのほうが綺麗だったのではないだろうか。


あと、猫を追いかけているところのBGM、無駄に良いBGMでなんだかちぐはぐな感じがしてしまった。まさにBGMの無駄遣い。

(個人的な印象だが、)折角のびしろがあるのだからもう少し構成に気を使って欲しいものである。あと作画もね。風蘭結構酷かったし。

次回はまた真面目なシリアス回に戻りそうなので、もうこんなことはないようにと願うばかりである。