いちばんうしろの大魔王 第4話「独房は楽しい？」（ネタバレあり）

前回のハングル事件が記憶に新しいこのアニメだが、今回はスタッフも空気を読んだのだろうか、チョンマルハングルナカタスムニカ。いや、馬鹿にはしていない。

実際、あの件でアマゾンのBlu-ray、DVDの予約数も半分以下に減っていたわけで、ヲタクの嫌韓意識の高さが窺えるというものである。まあ、あれは確かにやりすぎだったと思うし。

そんなやっちまった感のあるこの作品だが、内容のほうは大してやっちまっておらず、そこそこの安定感を醸しだし始めているように思える。

相変わらずテンポはサクサクとしていて見やすいし、ころねを起点とした笑いも随所に織り込まれているし、無駄にエロいしハーレムだしetc...

その上今回は不二子の兄が死んだ理由にまで迫っており、ストーリーの面でも強化されていたのだから驚きである。これ以上何を望もうというのか。

これで離れてしまったファンを再び取り込めればいいのだが、果たして反応はどうだったのだろうか。

新キャラの照屋栄子が何者で、阿九斗と今後どういう関係になっていくのか、というか最終的に誰とくっつくのか、また、単純に今回の続きがどうなるのか非常に気になるところである。

いろんな意味で目が離せないこのアニメ、今後どうなっていくのだろうか。生暖かい目で見守っていこうと思う。