WORKING!! 3品目「八千代と杏子と佐藤…と、帰ってきた音尾さん」（ネタバレあり）

最初はそこそこ面白いと思っていたのだが、早くも飽きてきてしまった。どうしよう。

各キャラクターの個性が強すぎるせいで、その設定をうまく生かしきれていない気がする。

今回メインである八千代なんかはその代表で、刀を常に下げているという余りにも非現実的で無茶な設定の割には、性格が穏やかなため使いどころがかなり難しくなってしまっている。

こと杏子に関してのみ切れて刀を手にするようだが、その条件下だと活用できる場面がかなり限られてしまうので、もう少しやりやすい設定にして刀を振り回させてもよかったのではないだろうか。

また、個性が強いキャラクターは1、2人にしておいて、あとは引き立て役というかそこそこの活躍をさせるに止めていたほうが見やすくなると思うので、これ以上とんでも設定は増やさないほうが無難かと。

あと少しテンポが悪いかもしれない。

もしサクサクと進める気が無いのなら要所要所に萌えを取り入れないと、どんどん中だるみしていってしまうように思える。

折角個性豊かな登場人物と、ファミレスという特殊な舞台を用意しているのだから、とことん現実離れした笑いか、やけにリアリティのあるシュールな笑いのどちらかを追及していって欲しい。