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RAINBOW 二舎六房の七人 CRIME 2「Fugitive」(ネタバレあり)


暗い。相変わらず暗い。

まあ、舞台が昭和の少年院なのだから当然と言えば当然なのだが、深夜にこの内容だと寝つきが悪くなる気がする。特に疲れて帰ってきた人とかどんな精神状態になるのだろうか。

そんな暗いこの作品だが、一応登場している人物は前向きに生きている感じがするのでまだ救いがあるともいえる。

今回はメインキャラクターの中の一人である横須賀丈ことジョー、彼にスポットを当てた内容になっていた。もしかしたらこれからそれぞれに焦点を当ててお送りされるのかもしれない。


さて、そんな彼には妹がいて、2人とも母親に捨てられて孤児院で育ったようなのだが、その園長が妖怪といっても差支えが無いぐらいビジュアルが酷かった。

しかも酷いのはビジュアルだけでなく性格(というか性癖)も最悪で、なんとこの妖怪、ショタコンで少年達を食っていたというのだ。

少年時代にこんな妖怪ババアの相手をさせられようもんなら確実にインポになるに違いない。もしならなかったとしても真っ直ぐは育たないだろう。そりゃ少年院のお世話にもなるわな。

目が死んでいる少年期のジョーの上で悦の表情で腰を振る妖怪。夢に見そうである。

しかも、不幸なことにその妹にようやく里親が見つかるのだが、そいつがまた気持ちの悪いジジイなのだからもう可愛そうで可愛そうで・・・

こういう話を目にする度に、自分がお金持ちだったら名乗り出て助けてあげるのにという妄想をしてしまう自分も可愛そうで可愛そうで・・・

当然ジョーはあのババアが見つけた里親なんてろくなもんじゃないと思ったのだろう、みんなの協力を得て脱獄するのだが結局助けようとした妹に拒絶されまた少年院に戻されていた。

が、当然妹はジョーのことを思ってあえて拒絶したわけで、なんというか余りにも悲しすぎるお話だった。

最後にちょっと悲しくも心温まるようなまとめ方をされたところで、こんなん気持ちよく寝られるわけが無い。誰も幸せになってねーんだもの。


こんな感じで不幸を撒き散らしているこのアニメだが、基本男しかいないシナリオ重視のアニメだけあって2話にして中々に面白い。

しかもやや食い気味に始まるけいおん!!のおかげで予告が見られないため、さらに気になる感じになっている。

来週はどうなるのだろうか、半ば怖いもの見たさのような感覚だが楽しみに待とうと思う。