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閃光のナイトレイド 第2話「回想のロンド」(ネタバレあり)


先週のレビューで何のことだかいまいちわからないと書いたのだが、そういった疑問は公式サイトを見ることで払拭できるようである。

どうやらこのアニメは史実を脚色しているらしく、舞台は1931年の「上海」らしい。

そこで進軍していた日本陸軍の中のスパイ組織である桜井機関(これはフィクションらしい)に焦点を当て、彼らの暗躍をカッコよく描くというのが趣旨のようである。

そして、最終的にはある陸軍の一部隊が忽然と姿を消したことによって生じる大事件に、桜井機関のメンバーである4人が立ち向かっていくという展開のようだ。


主要メンバーについても説明がされており、今回の話にリンクする部分も多々あった。

まず三好について。三好葵の回想で出てきた美少女は婚約者だったらしく、原因はわからないが死んでしまったことによって憔悴していたところを桜井機関に誘われている。また、見ていてわかるとは思うが彼の能力であるサイコキネシスには時間制限があるらしい。

伊波葛は元々陸軍大学進学を希望していたのだが、能力によって強引に桜井機関に所属させられたそうな。だから「能力によって運命が狂わされる」みたいな話をしていたというわけである。また、彼の能力であるテレポートは跳躍回数に制限があるらしく、しかも自分の視野に入らない場所には跳べないらしい。ジャッジメントですのよりかなり劣った能力である。

今回かなり滑舌の悪さが気になった苑樹雪菜は、この物語のメインでもある一部隊消失事件の首謀者である兄を探すために桜井機関に身を投じたらしい。彼女の能力はサイコメトリングとのことだが、テレパスや映像を他者の頭に直接送ることもできるなど汎用性の高さが窺える。あと目の下のホクロがとても可愛い。

鍵谷棗は苑樹家の使用人だったことから、雪菜とは主従の関係を築いているらしい。なんとなくFF10のユウナ×キマリの関係に似てるなと思ったのも頷ける。彼の能力は特殊な視覚能力だそうで、望遠、透視、暗視が可能なのだが月の光によって能力が十二分に発揮できるようである。


とまあこんな感じで公式サイトをみればちょちょいのちょいだったのだ。

こうやって把握してから今回の話を見ると、非常にスッと入ってくる。もっと早くから見ておけばよかったな。

今回はタイトルにもある通り4人(といっても棗に関しては余り触れられなかったが)がクライネフを探ることによって、それぞれの過去を回想するといった内容で、今後の展開への大事な布石という感じがした。

少し暗さはあるものの、雰囲気と音楽がとても合っており私には良いように感じられたし、ストーリーもきちんとしたもののように思える。

これは収束のさせ方で結構面白くなりそうなので、今後の展開に期待しつつ見ていこうと思う。