先取り五月病
恥ずかしい話だが、私は自他共に認めるダメ人間である。
よって年中無気力であり下手をすると“1年病”という精神状態にあるといっても過言ではない。
そのためやる気の出ない時期なんてものが来ようものなら、恐らく人の3倍くらいのやる気のなさと言えそうで、ともすれば鬱の一歩手前のような状態なのではないだろうかと思わなくも無い。
ということで現在異常なまでにやる気が起きない。
もはや定期的に訪れる精神状態なので別にどうということでもないのだが、流石に准ニートのような状況下でこれはまずいとも思うわけである。
そこでこのような精神状態に陥ってしまった場合の対処法を自分なりに考えてみた。意外に前向きなので以前の自分と比べて少しは救いようがあるかもしれない。
その1.寝る
なんだそれと思うかもしれないが意外に馬鹿にできない。寝るという行為はあらゆるものをリセットする効果があるのではないだろうか。
具合の悪さも、酔いも、疲れも、気分も、寝た次の日にはいくらか改善されているものである。
よって私はこの記事を書いたらすぐに寝るつもりだ。
その2.無理やりやらなければならないことをやる
そこに持っていくまでは困難だろうがやってしまえばこっちのものである。
体に染み付いた習慣というものは恐らく精神状態に勝るはずなのだ。
うん、私が遊びに行くまでものすごく憂鬱なのに、行ってしまったら意外に楽しかったという経験が多いのもうなずける。
まあ今回はそこに持っていく気力が無いほどにプチ鬱状態なのだが。
その3.周りの人のことを考える
人は必ず誰かと関わって生きている。
例えば家族。クズである私を心配し、労わり、協力を惜しまないとはなんと素晴らしいことか。
対して何もしていないことによる罪悪感が、原動力となるに違いないのである。
他にも友人。周りにまじめな友人がいればいるほど、同じく罪悪感が手伝って渋々気力を起こそうとするに違いないのである。
その4.想い人のことを考える
ヲタクは敬遠しがちだが、やはり恋愛というものは馬鹿にできない。
その人に良く思われたい、良い所を見せたい、好きになってもらいたいという感情は、かなりの行動意欲につながるように思える。
実際自分が共学の学校に通っていたころは、今よりはいくらか真っ直ぐに育っていたような気がするし。
その5.とりあえず好きなことをやる
一旦置いておくという言葉もある通り、とりあえず目の前のものから逃げてしまうのである。
そして好きなことをして気分転換をすれば、また違った気持ちで臨むことができるときもあると思うのだ。
しかも、それが時間の迫っている問題ならば、焦燥感も手伝ってやる気倍増!ということになるかもしれないし。
まあ、かなり危険な賭けでもあるので最終手段として取っておいたほうが良いかもしれない。
とりあえずこんなところだろうか。
無気力エキスパートの私が特にお奨めしたいのはやはり1の“寝る”。
リセットして新たな気持ちで臨めば、徐々に沈んだ気持ちも回復していくだろうて。
まあ、一番良いのは「やる気スイッチ」なるものが実際にあるってことなんだけどね。
スクールIEさん、私だけのやる気スイッチも探してくれませんかね・・・