Lawless Area

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家でやろう


本日、いつものように発車ギリギリの電車に乗りこみ一息ついていたところ、座席に座っていたオッサンが何となく目に入った。

別に特に意識せずそのまま見ていたのだが次の瞬間、そのオッサンがおもむろに自分の鼻の穴に指を豪快に突っ込み、まるで暗闇で宝物を探すかのように穴の中を探りだしたではないか。

予期せぬ事態に思わず目を逸らしてしまいそうになったが、我慢して観察し続けたところ、ようやっと“宝”を掘り当てたのだろう、指を引き抜きそれを人が呼吸するぐらいの自然さで食べた。食べた!?

よもや公共の乗り物である電車内で、いい歳したオッサンが鼻クソをほじるだけでなく食べる(通称ホジパク)などとは夢にも思わなかったわ。

流石にそんなところまで見てまだ観察を続行する勇気が私にあるはずもなく。

にやにやしそうになる顔をヒゲをさするような動作をすることで必死で堪えながら、目的地にてそそくさとその場を去ったのだった。


しかしああいうのは見ていて気持ちの良いものじゃないな。

確かに何となく鼻の中がカッピカピになっている気がして、気になって仕方がなくなる時もあるが、人の目がある電車の中で駆除作業をすることもないだろうに。

よく女の人の化粧とかを嫌がる人がいるが、あんなもの比じゃないね。相当ビジュアル的にキツイ。

小学生でさえ鼻クソをほじるといじめの標的になってしまうのだから、あのオッサンもきっと周りから避けられているに違いない。

まあ、かといって気を抜いていると鼻の穴にカビが生えたみたいになっている人もいるわけで、中々どうして鼻クソというのは我々を苦しめる悪しき存在である。

というかそもそもネーミングが良くないのだ。

クソなんていう汚らしい名前を付けるから、それに関わった人に対する印象も悪くなってしまうわけで。

アレは体内に入るはずだった埃をガードし、それが鼻水とフュージョンすることで出来たものなのだから、私達を汚い物から守ってくれた結果できたものなのだ。

だから敬意をこめて、ノーズディフェンダー(略してノーディ)とかノーズナイト(略してノイト)とか、そんな感じのカッコいい横文字に改めてはどうか。

そうすればきっと世界各国で生じている鼻クソに関する問題も、少しは和らぐのではないかと思われる。

俺何言ってんの。