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華麗なる食卓 第35巻(ネタバレあり)

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この掃き溜めのようなブログに不幸にも迷い込んでしまった人の中にちらほらと、華麗なる食卓で検索していらした方がおられるようで。

ならば卒論のごたごたで書けなかったレビューを、たとえ今更感があろうが書くべきなのではと思い、今回筆を執った次第である。決して何もネタがなかったからではない。

さて、早速だが各話について感想を述べていこうと思う。

第35巻のラインナップは以下の通りとなっている。


■天星飯店vsガルーダ

前巻からの続きとなっているこの話。勝負の結果もそうだが、最大のポイントはなんといってもライアンと孫麗君(スン・リーチュン)の恋の行方だろう。

あの恋愛に関して鉄壁のガードを誇っていそうな孫女史を、一体全体どうやって攻略するのか。

落とし神こと桂木桂馬も気になるであろうその攻略法は、意外にも直球であった。

しかも全く意識していなかったところからいきなり来られたもんだから、孫女史も満更ではない御様子。

私にデレはないという名言を放ったのちすぐデレるって、中々に高度なツンデレの描写をするじゃないのふなつ先生。恐ろしい子っ!

ちなみにこの回ではガルーダに関しての伏線がはられており、今後の展開が気になるところである。

私の予想ではきっと過去にマキトが会った事のある人物か、マキトに近しい人なんじゃないかなーと思ったり思わなかったり。


■YURIKA

こちらも前巻からの続きっちゃー続きとなっているお話。

バトルの合間に設けられた小休止ポイントといっても良い感じで、全体的にほんわ〜かする内容となっている。

YURIKAがマキトに対して含みのある言い方をしていたので、恐らく彼女は幼少の頃何かあったのだろう。

そして、きっとそれが今後萌えを描写する際の重要なファクターとなるに違いない。アイドルという設定だけで満足しないなんて・・・ふなつ先生、恐ろしい子っ!


■榊圭吾vs蓮見響也

こちらは逆に次巻への持ち越しとなっているお話。

どこにも死角がない圭吾がフランを助けるために右手を怪我してしまい、蓮見との勝負がハンディを背負ってのものとなってしまう。

一時は蓮見が有利となるような展開になるも、フランの大きな声援により以前にも増して動きにキレが出る圭吾。

顔良し頭良し料理上手しと完璧かと思われた圭吾にも、ロリコ・・・

違うよね。ふなつ先生はそういうことを言いたいんじゃないよね。

とりあえず勝負の行方は次巻に持ち越しとなっているわけだが、このままの流れだと蓮見がヤムチャと化しそうで非常に心配である。2人の勝負の行方や如何に。


全体を通して、相変わらず話の構成とエロさが安定していたのは良かったのだが、少々気になった部分があった。毎度毎度手放しで褒められない自分がそろそろ本気で嫌になる。

そんなクズが気になったのは、「ふなつ先生お疲れなんですか?」と思ってしまうほどに絵が安定していなかったというところだ。

最初のほうに比べれば、女性陣は皆キュートに描かれているのだが、たまにこうなんと言うか、顔の輪郭がホームベースのような形になっていてかつ大き過ぎたり、顔の各パーツのバランスが微妙だったりしたような気が・・・

特に孫女史に多く見られたので、もしかしたら先生は彼女を描くのが苦手だったのかもしれない。それとも最近はアシが描いているのだろうか。

とはいえ、エロスがそれを補って余りある働きをしているから別に良いんだけどね。

あ、でも先生。フランのエロだけは今後状況が変わると児ポ法に引っかかる可能性が出てくるんで、断腸の思いではありますがどうか御勘弁願いたいっ。