積みレビュー消化デー
普通三連休の最後っていえば、旅行帰りとか、デートスポットに行くとか、何かしら外にいてアクティブに動き回っているのだろう。
が、もはや性格にとどまらず、存在そのものが天邪鬼となっている私は何もない。
ママを車で迎えに行くぐらいしかないという無念な最終日。
そんな日に何か書きたいと思うような出来事があるわけもなく。
唯一あったのが八千草薫の皇潤の歌のCM面白いよと妹に見せられたぐらいという。
数え唄編ロングヴァージョン。途中声量がなさすぎてぐらぐらするところがミソなんだそうだ。
と、こんなくだらないことしかなかったため、ここはいっちょたまってるレビューを片付けようと思い立ったわけである。
もういつになるだろうか、半年前だった気がするが、有名なグリーングリーンをやってみた。
あれだけ有名なのだからきっとさぞ面白いのだろうと無意味にハードルを上げてしまった結果、後に残ったのは何とも言えない後味の悪さと物足りなさだけだった。
後味の悪さは最後に攻略した方が良いと言われ素直に従った美南早苗、物足りなさはその他(特に朽木若葉)のせいだ。
合間合間にはさまれているギャグもそこまで面白いわけでもなく、システムも2009年現在にやると野暮ったくしか感じない。
やはり当時流行ったものは流行ったときにやるべきだったと後悔をした作品である。
正直言って面白いわけでも超つまらないわけでもないという、芸人だったら一番致命的な感じにしあがっていた無印。
2はやるの止めようかなと若干思ってしまったが、漫画を一度集めたら最後まで集めきるような典型的A型の私は、止めることもまた勇気だと思うことができなかった。
そしてすぐ後悔したのである。
2は無印にもまして駄作だった。
オールヒロインオールバッドエンドをコンセプトにしていたのだろうか。
総てにおいて救いのない、まるで人生の辛さを教えてくれているような終わり方だった。ゲームぐらい夢見させて欲しい。
流石の私も3はもういいかなと思わなくもなかったが、ここまできたらという半ば意地のようなものがあったのでやった。
案の定めっちゃ面白かったという満足感こそ無かったが、前作が余りにもつまらなすぎたため、そこそこ面白く感じてしまったのだから驚きである。
これがGROOVERによって何年かにかけて計算され尽くしたものだったとしたら、逆に神ゲーとして認定したいが流石にそれはないと思う。
まあ、内容としては今までの流れを上手く活かして、ようやっとハッピーエンドへとたどり着いた感があり、むしろグリーングリーン(Disc1)、恋のスペシャルサマー(Disc2)、ハローグッバイ(Disc3)と言ってもいいかもしれない。
総括すると失った時間に見合った分の満足感こそ得られ無いが、最後にうまくまとめられたような気がするので「まあ、いいか」となるような作品だった。
余りにも暇で、前々からグリーングリーンが気になってたという人はやってみてもいいかもしれない。